【キューブ】2019ツール・ド・フランス ニュー・プロダクツ・セレクション

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キューブBRAND INFO

1993年にドイツで産声を上げたキューブ。〝ブランドとは、アイデアと発展 〞という信念のもと、素材や構造などの研究を進めている。欧州の基準適合マークCEを取得し、世界60か国で販売されている。

満を持して投入されたキューブ初のエアロロード

LIGHTNING C:68 X SL
ライトニング C:68X SL
                 

価格/未定(シマノ・デュラエースDi2 R9170完成車)

spec
●フレーム/カーボン ●フォーク/カーボン ●サイズ/ 50、52、54、56、58、60 
●カラー/カーボンレッド ●完成車重量/7.5kg(サイズ56)


山岳ステージでは軽量オールラウンダーのC:68 SLを、平坦基調ではC:68X SLを使用したワンティの選手たち。C:68とは同社が定義するウルトラハイモジュラスカーボンのこと

プロコンチネンタルながら3年連続でツール参戦を決めたワンティ・ゴベール。第4ステージではチームから2人が逃げグループに入ったほか、平坦基調の第11ステージではラスト4.5kmまで逃げ続けたエメ・デヘントが敢闘賞を獲得するなど、存在感を見せつけたのだ。

そんな彼らが主に平坦ステージで使用したのが、キューブ初となる本格的なエアロロード、C:68X SLである。トライアスロン専用バイクのアエリウムC:68で培ったエアロダイナミクスをベースに、コンピュータ解析と風洞実験により空気抵抗を30%も削減することに成功。ハンドルやステム、シートポストもトータルで設計されており、ワイヤ類は完璧に内蔵できるようになっている。もちろんディスクブレーキ専用設計であり、タイヤ幅は最大で28mmまで対応。ドイツらしい質実剛健なエアロロードの誕生である。