カステリ2022サイクルウエア「フリーエアロ RC ビブショーツ」発売

2022.04.13
新製品

2007年に誕生してから15年。カステリは「FREE AERO（フリーエアロ）」の新しいモデルをリリースする。

カステリ・フリーエアロ RC ビブショーツ

大きな改良点は、ショーツの裾からグリッパーを取り除いたことと、ビブストラップを大胆なメッシュ仕上げにしたことで、夏のプロレースに耐えうる通気性を手に入れた点。

５代目となる2022年モデルが目指したのは、ショーツ、ビブストラップ、シートパッドを絶妙なバランスで組み合わせ、最も速く、快適なライド体験を提供することにある。

カステリは今回の「FREE AERO RC BIBSHORT(フリーエアロ RCビブショーツ)」を完成させるために、全世界から選んだ50人の試験者に28着もの試作品を送りテストを敢行。灼熱のドバイから肌寒さの残る春のノルウェーでのフィードバックを元に、最終的に２つに絞られた試作品は、UCIワールドチーム「クイックステップ・アルファヴィニル」に所属する怪力スプリンター、ファビオ・ヤコブセンとクライマーのピーター・セリーとのテスト走行で最終決定が下された。

かつてない着心地と自由を手に入れた最新ビブショーツの注目ポイント

カステリ・フリーエアロ RC ビブショーツ

1つ目の大きな変化はグリッパーレス。
裾のシリコングリッパーは存在せず、素材とデザイン、カッティングのバランスを考え、グリッパーなしでも捲り上がらない生地を開発。今までグリッパーが肌に合わないライダーが多くいたサイクリング界にとって、革新的進歩と言えるだろう。

2つ目に注目して欲しいのが、1本の細いモノフィラメント糸で作られた伸縮ビブストラップ。肩周りに安定感を供給しながら、反発による締めつけを軽減した特別な素材。常に平らな状態を維持し、負担を全体に分散する構造となったことで、ロングライドにも疲れを感じることが少なくなる。さらに、モノフィラメント糸が持つ水への抵抗力を利用して、汗をかきやすい湿度の高い日本の夏にも最適な仕様にパワーアップした。

3つ目は、2009年誕生以来、デザインと素材の改良が続けられてきたカステリの最高ランク Progetto X2 Airシームレスパッド。
肌を包み込む弾力性と伸縮性を持つスキンレイヤーと、厚みがサドル位置によって細かく調整されたクッションレイヤーが絶妙に組み合わせられた2層構造。パッドにはメンズ、ウィメンズ両方のモデルが存在し、それぞれの体の特徴に適した専用設計となっている。

カステリ・フリーエアロ RC ビブショーツ