シマノGRXの新型グラベルホイール登場 より幅広なタイヤに対応

シマノから、グラベルコンポーネントGRXシリーズの新型カーボンホイールが登場する。グラベルのフィールドが多様化し、特に、よく用いられるタイヤ幅は35~38cから38~50c程度にまで変化している。ここに着目したのが今回の「WH-RX870」だ。

WH-RX870

 

より速く、より遠く、より楽しく走るためのホイールを目指して開発されたWH-RX870。低圧で使用される太いタイヤは、タイヤの横剛性を維持するためにリム幅を広げる必要があるが、内幅25mm、外幅30.7mmのリム幅は、タイヤ幅とリム幅、空気圧とタイヤの横剛性の関係を研究し、32~50cに最適化されたものだ。また、リム重量とリムハイトのバランスを追求し、外周の重量も軽量になっている。

 

WH-RX870

シマノ・WH-RX870(フロント)

WH-RX870

シマノ・WH-RX870(リヤ)

WH-RX870のリム

WH-RX870のハブ
WH-RX870のハブ

WH-RX870
価格:8万960円(フロント)、8万4755円(リヤ)
リム:高さ32mm、内幅25mm、外幅30.7mm、素材カーボン
スポーク:24本、ストレートスポーク、寸法2.0-1.6-2.0
OLD:フロント100mm、リヤ142mm、Eスルー
フリーボディ:HGスプライン(ロード12/11速対応)、ポールラチェット
タイヤ:チューブレス対応、推奨タイヤ幅32-622~50-622
平均重量:フロント639g、リヤ822g(スルーアクスル、リムテープ、チューブレステープ、バルブ、ロックリングなし)
発売日:2022年7月初旬予定