フルクラムから“頂上を制覇する”ホイール「スピード25」登場

2022.06.15
新製品

フルクラムから、登坂性能の最大化を目的に開発されたホイール「スピード25」が登場。リム高26mm、公称重量1285gのディスクロード用カーボンホイールだ。

スピード25開発のきっかけとなったのは「レーシングライトXLR」。クイックステップのパオロ・ベッティーニやトム・ボーネンなどのプロレーサーが山岳ステージで使用し、レースでも優勝したホイールだ。

スピード25の、フロントでは左右対称、リヤでは非対称になったリムは、優れた空力を反応性を生み出すためのもの。また、扁平のエアロスポークも同じ目的でデザインされたもので、スポーク同士が接触しないような配置になっている。これには、耐久性、抵抗力、剛性といった様々な利点があるという。

フルクラム・スピード25（フロント）

フルクラム・スピード25（リヤ）

また、重量を1285gに抑えられた理由としては、26mmのリムハイトのほかDIMFがある。これは、リムを塗装せず、金型から直接マット仕上げを施すものだ。リムを保護する特殊な樹脂を使用することで可能になった。また、ハブも最小設計になっており、軽量化と内外部の最適化により、空力に優れ、信頼性が高く、ねじれ応力にも強い。