20万人の足から生まれた新感覚の5本指スポーツソックス登場

2022.06.14
新製品

3D足型計測機を開発し、多くのケガに悩む一般アスリートやプロスポーツ選手の足を計測してきた企業であるドリーム・ジーピーが、スポーツソックス「SENSING FIVE（センシングファイブ）」を開発。クラウドファンディングサイトのMakuake（マクアケ）で予約販売が開始された。

近年では日本人の2人に1人が足の指が地面につかない“浮き指”の状態であると言われている。大人だけではなく、子供でも増加傾向にあり、小学校卒業時には8割の児童が浮き指の状態であるとの調査報告もある。浮き指であることは、体の重心がかかと側になってしまっているということであり、反り腰やストレートネックを引き起こし、何らかの足のトラブルだけでなく、肩こり、首こり、頭痛の原因になっているとも考えられている。もちろん体の重心バランスを欠くことで、スポーツ時のケガを引き起こすケースも多く見られている。

センシングファイブは、そんな浮き指の状態を解消するソックスだ。

センシングファイブの3つの特徴

1.グリップ力とフィット感

足のグリップ力はスポーツにおいてよりパワーを発揮するためには必要不可欠。センシングファイブでは靴の中の接地部分を計算し、効果的な滑り止めラバーを底面に取付け、グリップ力を高めている。また、足と靴下もずれないように締め付け加工を施し、優れたフィット感を実現する。

2.足の骨格構造から考えられた独自設計

足には左右合わせて52本もの骨がある。これは体全体の骨の数の4分の1に当たる。センシングファイブは、その足の骨格構造を解析し、前足部、中足部、後足部に効果的な機能を持たせたソックスとなっている。

3.日本の靴下職人による丁寧な編み上げ

一般的なソックスの編み時間が1足5～10分であるのに対し、センシングファイブは70分以上。一足一足、職人が、機能性を高める複雑な構造を編み上げているために1時間以上もの時間を要する。

センシングファイブの独自設計

【前足部】足指の機能を効果的に生かす“新感覚インナー型5本指設計”

従来の5本指ソックスでは、足の状態が悪い人だと靴の中でも指と指とが重なってしまい、指の機能が正しく発揮できないことが見受けられた。結果、期待したソックスの機能が発揮されずケガを引き起こしてしまうケースもあった。

センシングファイブは、外からは一見普通の靴下だが、中で5つの部屋に分かれて指1本1本を格納してくれるので、それぞれの指の機能が効果的に発揮できるように設計されている。

【中足部】理想の体幹バランスへ導くアーチサポート

足の骨格構造は、外側縦アーチ、内側縦アーチ、横アーチを構成し、足にバネ作用、クッション性、バランス作用などの機能を持たせている。近年、横アーチの崩れによって、膝や腰、股関節などに負荷がかかりやすく、体の違和感に悩まされているアスリートが多く存在する。センシングファイブでは、独自設計による足の内側アーチサポートに加え、横アーチのサポート機能が加わり、膝や腰、足全体の違和感の原因にアプローチし、様々な足トラブルを未然に防ぐ。