セラサンマルコに3Dプリントモデルの新作登場
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イタリアの老舗サドルメーカー「セラサンマルコ」が、新作「ショートフィット2.0 3D」を発表した。同社のロードバイク用ラインナップのトップグレードであるショートフィットシリーズをベースに、サドルトップに3Dプリント技術を使って成型したパッドを採用している。
フィジークが最初に導入した3Dプリントパッドは、スペシャライズドも採用。そしてセラサンマルコも採用した。
サドル先端が硬め、後ろ側は柔らかめに段階的に硬さが変化していく設計。イタリアの3Dプリントメーカーが製作している、セライタリアオリジナルのパッドだ。パッド上面は、ポジションがしっかりと定まるようにゆるやかなカーブが与えられている。センターには大きな穴が開き、全長はロードバイク用サドルのトレンドであるショートタイプだ。これらはショートフィットシリーズに共通するデザインだ。しっかりと腰の位置を安定させてペダリングしたいライダー向けの形状である。
レールはステンレスレールモデルと、「カーボンFX」というフルカーボンレールを採用したモデルがある。ベース素材はカーボン繊維で補強されたもの。色はブラックのみ。
セライタリアからも同じ3Dプリント素材を使った新作サドルが登場
セライタリアからも、セラサンマルコと3Dプリントメーカーが作ったパッドを使ったモデルが登場。SLRをベースにしており、セラサンマルコのモデルと比較するとサドルトップがフラットな形状。パターンも異なる。ペダリング中に腰の位置をある程度動かしたい人はこちらの方が使いやすいだろう。
セラサンマルコ、セライタリアが3Dブリント技術を使ったサドルトップを採用したモデルを発表。
この動画はセラサンマルコのモデル pic.twitter.com/0jvJOaHL22
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