【コンチネンタル】ツール・ド・フランス2022 最高の舞台を彩った機材たち
目次
ドラマチックな展開でファンを楽しませてくれた2022年のツール・ド・フランス。選手たちの激闘の裏側で、機材も熾烈な争いを繰り広げていた。完全にディスクブレーキ&空力の時代に突入したロードレース界。今回は、コンチネンタルのロードバイク用タイヤ「グランプリ5000S TR」を紹介する。
BRAND INFO
spec
サイズ/700×25C、700×28C、700×30C、700×32C、650×30B、650×32B
カラー/ブラック、ブラック×トランスパレントスキン
昨今、レース界でもタイヤのワイド化が進み、チューブレスも増えてきた。そんな多様化の時代、トップクラスの性能を誇るのはコンチネンタルのグランプリシリーズである。最新世代のグランプリ5000は、相反するはずのグリップ、転がり抵抗、耐パンク性、耐久性という各性能を見事にバランスさせ、プロアマ問わず世界中で支持されている。
今年のツールでは、昨年追加されたチューブレスレディモデル、グランプリ5000S TRが使われた。第12ステージでは、コンチネンタルを使うイネオスグレナディアズのトーマス・ピドコックがガリビエの下りを攻めに攻めて逃げ集団に追いつき、最後のラルプデュエズではアタックして独走。ツール初参戦ながらステージ優勝を果たす。タイヤの真の実力が問われるこのコースで、グランプリ5000S TRはピドコックの果敢な走りを支え、優勝に導いたのだ。