キャニオンのTTバイク「スピードマックス」2020モデル発売
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キャニオンは、アイアンマン世界選手権2019に合わせて2020モデルのスピードマックスシリーズを発売した。
2019年10月12日にアメリカ合衆国ハワイ島コナで開催された、トライアスロンのアイアンマン世界選手権(スイム3.8km バイク180km ラン42.195km)。男子プロカテゴリーでは2015、2016年と2度の優勝経験を持つヤン・フロデノが、コースレコードを更新(7:51:13)する鮮やかな復活劇をみせ、3度目の優勝。
これによりキャニオンのTTバイク「スピードマックス CF SLX」は男子プロカテゴリーを5年連続制覇(2015-2016 ヤン・フロデノ、2017-2018 パトリック・ラング、2019 ヤン・フロデノ)し、空力性能はもちろん、快適性、軽さ、剛性、ハイドレーション、ポジション出しのしやすさなど、レース用TTバイクとしての総合性能の高さを改めて証明した。
2020モデルのスピードマックスシリーズは、プロ選手供給クラスの「スピードマックス CF SLX」と、ミドルグレードの「スピードマックス CF」の2クラスを展開する。
「スピードマックス CF SLX」はケーブルの露出を無くし、またハイドレーションやストレージも専用設計し、極限の総合性能を突き詰めた設計。その完成車仕様はパーツが選択できるようになっており、無料オプションとして、ベースバー、エクステンション、ステム、シートポスト、カセットの仕様を選択可能。
また有料オプションとして、軽量化や走行性能をさらに高めるセラミックスピード製BBやリアメカプーリー、カーボン製エクステンション、サドル等を選択することができる。「スピードマックス CF SLX」のフレームはUCIレギュレーションに準拠しており、ロードTT向けの完成車仕様をスピードマックス CF SLX 9.0 TTとしてラインナップしている。
「スピードマックス CF」は「スピードマックス CF SLX」に肉薄する走行性能を持たせながらコクピットやブレーキに汎用部品を採用し、輪行やポジション出しの調整がしやすい設計。また最小フレームサイズXSの最小サドル高は599mmから対応し、幅広い体格のライダーに対応している。
「スピードマックス CF SLX」ラインナップ
スピードマックス CF SLX 9.0 TT(シマノ Dura-Ace Di2)8.2kg 110万9000円
スピードマックス CF SLX 9.0 SL(シマノ Dura-Ace Di2)8.5kg 99万9000円
スピードマックス CF SLX 8.0 SL(シマノ Ultegra Di2)8.7kg 76万9000円
スピードマックス WMN CF SLX 8.0 SL(シマノ Ultegra Di2)8.6kg 76万9000円
スピードマックス CF SLX 8.0(シマノ Ultegra Di2)8.7kg 64万9000円
※価格はいずれも税抜・送料別
「スピードマックス CF SL」ラインナップ
スピードマックス CF 8.0 LTD(シマノ Ultegra Di2)8.5kg 61万9000円
スピードマックス WMN CF 8.0 LTD(シマノ Ultegra Di2)8.4kg 61万9000円
スピードマックス CF 8.0 Di2(シマノ Ultegra Di2)8.5kg 51万9000円
スピードマックス WMN CF 8.0 Di2(シマノ Ultegra Di2)8.1kg 51万9000円
スピードマックス CF 8.0 SL(シマノ Ultegra)8.4kg 39万9000円
スピードマックス CF 8.0(シマノ Ultegra)8.4kg 35万9000円
スピードマックス WMN CF 8.0(シマノ Ultegra)8.2kg 35万9000円
スピードマックス CF 7.0(シマノ 105)8.5kg 33万9000円
スピードマックス WMN CF 7.0(シマノ 105)8.3kg 33万9000円
※価格はいずれも税抜・送料別