シマノのハイエンドロードシューズ「RC9」が第4世代に
シマノから、世界選手権ロードに合わせて、第4世代へとさらなる進化をとげたハイエンドロード用シューズ「RC9」が発表された。さらに軽量になり、フィット感、パワー伝達効率が向上したほか、見た目も生まれ変わった。世界選手権では、オランダのマテュー・ファンデルプールなど数人の選手が着用する。発売日は2022年9月22日(水)だ。
女性用向けに幅を調整したモデル「RC9W」も登場する。
第4世代のRC9では、部位に合わせた素材を選択することで、軽量化を図るとともに通気性を高め、剛性と耐久性を確保している。アッパー素材は、軽量で通気性のあるマイクロファイバーレザーに変更。爪先内側の素材も見直され柔軟性が高められた。ヒールカップ内側の滑り止めは廃され、素材の表面そのものを滑りにくくして、全体でかかとを保持する。
また、新たにロープロファイルレースガイドを採用し、すっきりとした見た目になった。樹脂部品がなくなったことで、圧迫感の回避、軽量化、使用した後の洗いやすさにも寄与している。
360°サラウンドラップアッパーとシームレスミッドソール構造、アンチツイストスタビライザー構造はそのままだ。
BoaダイヤルはLi2を採用し、軽量化と空気抵抗の低減に寄与している。
重量は42サイズ、片足で227g。235.5gだった前モデルに比べて両足で17g軽くなった。RC9は、ブルー、ブラック、ホワイトの3色展開。RC9Wはホワイト1色だ。
RC9(RC903)
価格:5万4450円
ソール剛性:12
重量:227g(サイズ42)
サイズ:36〜48(ワイドタイプあり、37〜47ハーフサイズあり)
カラー:ブルー、ブラック、ホワイト
素材:アッパー/マイクロファイバーシンセティックレザー+メッシュ、ソール/カーボンファイバーコンポジット
RC9W(RC903W)
価格:5万4450円
ソール剛性:12
重量:215g(サイズ40)
サイズ:36~40
カラー:ホワイト
素材:アッパー/マイクロファイバーシンセティックレザー+メッシュ、ソール/カーボンファイバーコンポジット