ロードバイク女子が360度アクションカメラ「Insta360 ONE X2」を使ってみた

目次

Presented by Insta360

ロードバイクやクロスバイク、MTB(マウンテンバイク)といったスポーツ自転車での使用にぴったりな、360度撮影ができるアクションカメラ「Insta360 ONE X2(インスタ360ワンエックスツー)」。ロードバイク女子の“バグかな”さんにその実力をテストしてもらった。

Insta360 ONE X2をバグかなさんがインプレッション

 

動画で見たい人はこちら

 

360度アクションカメラ「Insta360 ONE X2」の特徴

Insta360 ONE X2 

Insta360 ONE X2 通常版価格:5万5000円 自転車撮影キット価格:6万2529円 ほかキット内容によって7種類

 

2015年に創業したInsta360(インスタ360)は、360度アクションカメラ・VRカメラ・アクションカメラを200以上の国と地域で展開している。サイクリングはもちろん、日常生活からアクティブなアウトドアまでを映し出すアクションカメラとして、世界中のクリエイターが注目する。

そんな同社から発売されているデバイスの中でも、特にサイクリストにおすすめなのが「Insta360 ONE X2」だ。

手のひらサイズの小型カメラは、それ単体で最大5.7Kという高画質の360度動画・写真の撮影ができ、デバイス本体から細かい操作や取れ高の確認も可能。スポーツバイクに向けたアクセサリーも充実しているので、自身のライドスタイルによって創造性あふれる撮影を行うことができる。

同時に専用アプリから360度動画を簡単に編集でき、そのまま各種SNSに投稿することも可能だ。

Insta 360 ONE X2の側面

両面にカメラが配置されている。最高クラスの手ブレ補正機能を備え、グラベルバイクやMTBでのオフロード走行でも滑らかな映像が撮れる。また、10mの防水機能を備えているので、雨天走行でも問題なし。さらに本体に4つのマイクを搭載し、どの位置でカメラを持っていても撮影者本人や周囲の人の声を指向・増幅させるうえ、自転車走行中の風切り音や不快なノイズをAIが抑制してくれる機能も備える

第三者視点自転車用ハンドルバーマウント

サイクリング撮影でぜひ合わせて使用したいのが、アクセサリとして用意されている「第三者視点自転車用ハンドルバーマウント」(6050円)。自転車の前方の景色はもちろんのこと、左右や路面、そしてサイクリスト自身の体全体も撮影が可能となる。また、エクステンダー部分は何と自動で処理され動画では消えた状態となる

専用アプリInsta360

専用アプリ「Insta360」を使えば、すぐに撮った映像・写真をスマホで確認できる。また編集も可能で、AIによる自動編集機能も備える。操作は直感的で、タップ&ドラッグよって見せたい部分をピックアップして映像化・画像化する。編集した動画や写真はそのまま各種SNSへ投稿可能だ

 

人気自転車系YouTuber /インスタグラマーの“バグかな”さんが「Insta360 ONE X2」をテスト!

バグかなさん

自転車系YouTuber/インスタグラマーとして活躍するバグかなさん。仲間と立ち上げたサイクリングコミュニティ「Team ENGINE」で活動。3年前よりロードバイクに乗り始め、現在は週末に遠方へのグループライドや、Zwiftなどを楽しむ。乗っているバイクはスペシャライズド・エートス。グリーンの特別カラーが超お気に入り! オンライントレーナーのSaris国内アンバサダーも務めている

「Insta360 ONE X2」をテストするバグかなさん

「Insta360 ONE X2」をテストするバグかなさん

 

「サイクリング動画を撮影するときにアクションカメラなどは使用してきましたが、360度アクションカメラは使うのは初めて。どんな撮影ができるのか、どうやって編集するのかはまったく想像がつかなかったのですが、第一印象はすごく使いやすくで便利! ということです。

サイクリストとして一番良いなと感じたのは、基本的にハンドル前に付けっぱなしの状態で、自分自身も、周囲の景色も、一緒に走っている仲間も、一発で全部撮れてしまうことです。これまでは撮りたい景色があればいちいち立ち止まって撮影したり、カメラアングルを変えたくなったら調整したりというワンクッションが必要でした。しかしこのカメラならそうしたことが必要なく、後で簡単に編集して撮りたかったアングルを使えばいいだけです。自転車に乗っているときはなるだけ止まりなくないものなので、これは大きなポイントです。

もう一つ良いと感じたのは、音声がクリアに録れていることですね。自転車に乗りながらきれいに会話を拾うのは動画を撮るうえでかなり重要かつ難しいことなのですが、オプションパーツや外部マイクを使わないで周囲の雑音もだいぶ消してくれ、音声がきれいに録れているのに驚きました。

編集もシンプルで分かりやすく、やりやすかったです。動画編集はあまり得意な方ではないのですが、そんな自分でもアプリから簡単にアングルを選んで動画にすることができて、しかもそれをすぐにインスタグラムなどSNSにアップできるのは本当に手軽ですね。

これから自転車での動画撮影や配信をやってみたい、仲間と楽しみたいという人にはすごくおすすめだなと思いました!」

 

「Insta360 ONE X2」のスペック

●価格/5万5000円〜8万1419円(キット内容により9バージョンあり)

●同梱品/本体、バッテリー、充電ケーブル、保護ポーチ、説明書、保証書

●絞り/F2.0

●35mm換算焦点距離/7.2mm

●露出値/±4EV

●ISO感度/オート、100-3200

●ホワイトバランス/オート、2700K、4000K、5000K、6500K、7500K

●写真解像度/360°:6080×3040 (2:1)、パノラマ:4320×1440 (3:1)

●動画解像度/360°:5.7K@30fps、25fps、24fps 4K@50fps、30fps 3K@100fps 広角 (ステディカムモード):2560×1440@50fps、30fps 1920×1080@50fps、30fps

●写真フォーマット/insp(モバイルアプリまたはデスクトップアプリのStudioで書き出し可能)、RAW(dng, デスクトップアプリでの編集が必須)

●動画フォーマット/ステディカム:MP4、360度:INSV

●写真モード/標準、HDR、バースト、インターバル、ナイトショット、 PureShot、 InstaPano

●動画モード/標準、HDR、タイムラプス、タイムシフト、バレットタイム、ステディカム

●動画エンコード/H.264、H.265

●動画の最大ビットレート/100Mbps

●Bluetooth/BLE 4.2

●Wi-Fi/802.11a/b/g/n/ac

●Micro SD カード/推奨スペック:UHS-I V30 スピードクラス、exFATフォーマット、最大ストレージ容量1TB

●バッテリー容量/1630mAh

●USB&充電方法/Type-C

●充電時間/85分

●動作環境/-20℃〜40℃

●重量/149g

●寸法 (幅 x 高さ x 奥行き)/4.62 x 11.30 x 2.98cm

●駆動時間/80分(5.7K@30fpsの場合)

●対応端末/
iOS:
A11またはそれ以上のCPUを搭載する端末
iPhone SE 2、 iPhone 11/11 Pro/11 Pro Max、iPhone XS/XS Max、iPhone XR、iPhone X、iPhone 8/8 Plus

Android:
Kirin 980またはそれ以上 (Huawei Mate 20、P30またはそれ以降の機種)
Qualcomm Snapdragon 845 (Samsung Galaxy S9, Xiaomi Mi 8 またはそれ以降の機種)
Exynos 9810 or above (Samsung S9、S9+、Note9 またはそれ以降の機種)

※上記の要件を満たさない端末でもアプリでInsta360 ONE X2を制御できますが、プロセッサーの処理能力を必要とするAIを利用した機能のパフォーマンスは劣る場合があります。

 

製品の詳細や購入については、Insta360公式ウェブサイトをチェックしよう!

 

新型の「Insta360 X3」も新登場!

Insta360 X3

Insta360 X3 通常版価格:6万8000円 自転車撮影キット価格:7万8800円 ほか、キット内容の違いで5つのバージョンがある

 

2022年9月8日には、次世代製品の「Insta360 X3」が発売された。さまざまな環境下でより鮮明かつ美しい映像・写真が撮れるように進化し、高画質な一人称視点撮影ができるシングルレンズモードの追加、手ブレ補正機能の強化などが施されている。詳しくは、こちらの記事もチェックしてみよう