ジャイアントのスムーズで正確なサスペンションフォーク「クレスト34」登場
ジャイアントは40年以上に渡る自転車およびコンポーネント製造から培った技術に基づき、よりスムーズな動作と正確なコントロールをライダーに提供する、十分な調整機構を持つ全く新しいサスペンションフォーク「CREST 34(クレスト34)」を発表した。
新型「CREST 34」フォークは、最先端の機能と優れたパフォーマンスを幅広いライダーに提供する。剛性と軽量性と強度のバランスをとるよう設計されたチクソモールドによるロワーレッグを採用し、高性能な低速コンプレッションとリバウンドダンパーを備え、すべてのライダーが最適なセッティングを見つけられるようサポートする。
ジャイアントの広範な製造技術と蓄積により、市場で同価格帯のフォークと比較した場合、比類のないコントロール性と剛性を提供するサスペンションを作り出すことに成功した。
SMOOTH:チクソモールディングや水平加工など高精度の自社製造プロセスにより、「CREST 34」のインナーレッグとアウターレッグは完全な同心円となっており、非常に低い摩擦抵抗で動作する。さらに、高精度の内部加工によって、高価なサスペンションフォークでしか得ることのできなかった滑らかなフィーリングを提供する。
ROBUST:MTBのパフォーマンスを高めるためにはサスペンションフォークの強度が必要だが、硬すぎるとライダーの体が撥ねてしまうことで疲労を引き起こす。「CREST 34」はコアとなる剛性の高いシャーシとトレイル用にチューニングされたエンジニアリングにより、剛性と強度を正確かつ完璧なコンビネーションで調整し、ライダーがより快適にコントロールできるようにサポートする。
SENSITIVE:全てのライディングスタイル向けのサスペンションフォークを開発するうえで、低速コンプレッションやリバウンドダンパー、容易に幅広い調整ができるエアスプリングを採用することが重要なポイントだった。プロレベルからエントリーレベルのライダーまで、広範囲にわたるテストによって、「CREST 34」のエアスプリングとダンパー機構が、あらゆる地形とライディングスタイルに合わせて感度を簡単に微調整できることを確認した。
<KEY TECHNOLOGIES>
1. 剛性、軽量性、強度のバランスに優れたチクソモールディングシャーシ
2. スムーズで摩擦のない動作を実現する超精密加工
3. あらゆる種類のライディングスタイルと地形に合わせて感度を簡単に微調整可能なエアスプリングとカスタムダンパー
<FEATURES>
● 最適な剛性でシャーシの撓みを最小限にするアルミ製テーパーステアラーと鍛造クラウン
● 優れた剛性/重量比を可能にするチクソモールディングによるマグネシウムロワーレッグ
● 軽量でネガディブスプリングを自動調整可能なツインエアスプリング
● スプリングカーブを調整可能なエアトークン
● GIANT独自のダンパー機構
● 広範囲に調整可能なリバウンドダンパー
● 15×110mm ブーストスルーアクスル規格
● 簡単に装着可能なブレーキケーブルマウント
2020 ジャイアント国内ラインナップでは、「FATHOM 2」に「CREST 34 RCL」がスペックされる。「FATHOM 2」は、2.6インチ幅タイヤ、12速ワイドギアレンジ、ドロッパーポストなど、日本のトレイルライドに最適なパッケージに仕上がっている。
価格: 14万円(税抜)
サイズ: 370 (XS)、390 (S)、445 (M) mm
重量: –
カラー: マットデザートサンド