カスクヘルメットの限定カラー「モヒートキューブ・カモ」登場
イタリアのヘルメットブランド KASK(カスク)の限定カラー、Capsule Collection(カプセルコレクション)。
その最新モデルとして、MOJITO3(モヒートキューブ)をベースとした「MOJITO3 CAMO」がリリースされた。
サブネームのCAMOとは、カモフラージュのこと。
カモフラージュとは本来、周囲の風景に溶け込むことにより、敵の眼を欺き、発見されないようにする方法であり、ミリタリー系に端を発するのがカモフラージュだ。そんなカモフラージュをデザインに取り込んだ製品は様々なジャンルで数多く存在するが、一般的には迷彩柄が人気。
そのデザインにおける本来の主旨は、前述の通り周囲に溶け込むことだが、KASKの自転車ヘルメットMOJITO3の限定カラーである最新Capsule Collectionのサブネームには、なぜか“CAMO”の名が与えられている。 このMOJITO3にデザインされたグラフィックの場合、カモフラージュの意味合いは周囲環境との「融和」ではなく「偽装」がコンセプト。
デザインモチーフとされたのは、発表前の新型車(自動車)が一般道でテストを繰り返す時のグラフィック。確かに偽装を施したクルマが隣に並べば目につくものだが、交通量が多い都市部で普通に走っていたら、遠目には目立たないかもしれない。しかしサイクリストがこのデザインのヘルメットを被っていたら、たとえ遠目であっても目立たないだろうか。おそらく多くのひとが「二度見」するはず。それだけ自転車用ヘルメットとしては、たいへん視認性に優れたデザインと言える。
カモフラージュが良く目立つ。なんだかジョークのようだが、MOJITO3 CAMOのカモフラージュとは、混在交通のなかでサイクリストを目立たせる、ちょっとした皮肉の意味合いがある。
MOJITO3の用途はロードを含めたオールラウンド。シティライドで安全性やファッション性を重視してCAMOを選択するもよし、グラベル系ライドで定番のアースカラーではなく、フィールドでも映えるCAMOをチョイスするのもあり。どちらを選ぶかはライダー次第。
カモフラージュの名と目立つグラフィックに目が行きがちだが、実はこのデザイン、かなり秀逸。確かなことはKASKヘルメットの選択肢が、またひとつ増えたこと。MOJITO3 CAMOは限定生産で、その入荷は一度きりとなる。
ブランド名:KASK(カスク)
商品名:MOJTO3 CAMO(モヒートキューブ・カモ)
原産国:イタリア
用途:自転車用ヘルメット
カラー:
ATLANTIC BLUE WHITE
BLACK OLIVE GREEN
BLACK GREY
BLACK WHITE
BLOODSTONE WHITE
サイズ:
S(50-56cm)
M(52-58cm)
L(59-62cm)
※重量:230g(Mサイズ CE EN1078基準)
※ATLANTIC BLUE WHITEとBLOODSTONE WHITEのサイズはMとL(Sの取り扱いはなし)。
発売予定日:2022年11月
価格:2万2000円
商品説明:
・KASKの象徴的モデルMOJITOの第3世代
・「今までで最も安全なヘルメット」を目指し、従来品と比べて後部で+32%、前部で+25%、上部で+12%の衝撃吸収向上を実現
・ねじれ衝撃に対する安全性を含む欧州基準「WG11」に適合 ・軽量で柔軟なKASK独自の「OCTO FIT SYSTEM」を採用。ラバーコーティングされた調整ダイヤルは走行中でも簡単にフィッテイングの修正が可能
・保護ポリカーボネートを、ヘルメット後部を含む外側全体から内側に回り込むように配置する「MIT TECHNOLOGY」は、全てのKASKヘルメットに採用される保護システム。転倒時に内部シェルを維持して衝撃を吸収し、ヘルメット本体の粉砕を防止
・内部のポリスチレン層を外部のポリカーボネートと連結し、より優れた衝撃吸収性を実現する「IN MOULDING TECHNOLOGY」
・通気性に優れたナイロン製のBLUE TECHインナーパッド
・MOJITOの特徴的なシルエットを踏襲しながら凸部を減らしたコンパクトなフォルム
・後部からの視認性を高める反射素材のアクセント
・JCF公認
※1回限りの限定生産/入荷となります。