キャニオン・スティッチCFRトライアル、忍者ライダー西窪友海モデル発売

キャニオン初となる日本人ライダーのシグネチャーモデルが発売される。この「スティッチCFRトライアル」西窪友海モデルは、カタカナの「キャニオン」ロゴも入った特別モデルとなる。

キャニオン・スティッチCFRトライアル

ストリートトライアルのレジェンド、西窪友海。YouTubeやInstagram、そしてショーを中心にユニークなライドで世界から注目を集める存在だ。

彼の自筆による大胆な「円相」を配置した Tomomi Ensō Signature デザインが、ついに市販されることになった。モカグレーのベースコートと隠された「忍者」のディテールが、この強靭で超軽量なストリートトライアルバイクの魅力を引き出している。

キャニオン・スティッチCFRトライアル
キャニオン・スティッチCFRトライアル
キャニオン・スティッチCFRトライアル
キャニオン・スティッチCFRトライアル

キャニオン・スティッチCFRトライアル

スティッチ CFR トライアル
フレーム・フォーク:STITCHED CFR TRIAL (HIT Composite Construction)
ホイール:DT Swiss TR1700
タイヤ:Continental Air King 24 × 2.35
ブレーキ:MAGURA MT7
クランク:SRAM Descendant 6K
ハンドル:SQLab 30X Trial Fabio Wibmer Edition
ステム:SQLab 80X Trial Fabio Wibmer Edition
グリップ:SQLab 70X Fabio Wibmer Edition
サイズ:M(ワンサイズ)
完成車平均重量:9.95 kg
価格:35万9000円*

▼キャニオン公式ストア「スティッチCFR」特設ページ
Trial Bike | Stitched CFR | CANYON JP

 

「スティッチCFRトライアル」について

ストリートトライアルにおいて、何が可能かを再定義する。ストリートトライアルのゲームを変える。これは2020年の初め、ファビオ・ウィブマーとの次世代トライアルマシンの開発ミーティングで定義された目標でした。YouTubeフォロワー700万人を誇るこのオーストリア人MTBライダーは、すでに世界中のファンの心を揺さぶるユニークな動画で世界中にセンセーションを巻き起こしていました。しかし、彼は自分の想像心についてこれるバイクを望んでいたのです。

その結果開発された「Canyon スティッチ CFR トライアル」は、ファビオへこれまでにないストリートトライアルバイクを、そして広くコミュニティへ「スティッチ」ファミリーの新モデルをもたらすことになりました。そして、革新的なフルカーボン製であることもお忘れなく!

この新しいトライアルマシンの開発は、ファビオがオーストリアの自宅でロックダウンによる”在宅勤務”にインスピレーションを得た動画「Home Office」に登場する、アルミニウム製フレームのプロトタイプから始まりました。

 

▼YouTube ファビオ・ウィブマー公式チャンネル「Home Office」

 

これまでのトライアルマシンと言えば普通金属製のフレームでしたが、カーボン工学の専門家であるキャニオンの研究開発チームは常に金属を超えるフレームとフォークを目指していたのです。それは軽量かつ高剛性でありながら、ストリートトライアルにつきものの衝撃やクラッシュをものともしない、これまでのカーボンファイバーとは一線を画すものでなければなりません。そこで、航空宇宙産業で使用されている極秘素材を採用し、キャニオンのHIT(ハイ・インパクト・テクノロジー)コンポジットが誕生しました。この素材は、アルミニウムの競合製品と比較して30%以上の耐久性があることが、広範囲なテストと過酷なフィールドテストにより証明されています。

ファビオと同じキャニオンCLLCTV(コレクティブ)に所属する”忍者ライダー”西窪友海もプロトタイプの耐久テストを続けており、その期間中には「Canyon スティッチ CFR トライアル」によるユニークな陸上競技の動画も公開しています。

 

▼YouTube Red Bull Bike公式チャンネル自転車で陸上競技に参加すると!?|西窪友海

 

キャニオンのHITコンポジットは、強度を高めるだけでなく、重量剛性比を向上させ、バイクの応答性を改善することを可能にしました。これにより、ライダーはより高くジャンプし、より長くセッションし、より簡単にトリックを決めることができるマシンとなったのです。しかし、そのフィーリングは依然として親しみやすいものです。「スティッチ CFR トライアル」は試行錯誤の末に見出されたジオメトリーを採用しており、ライダーのレベルや体格を問わず、最初のバニーホップから馴染むことができるでしょう。

フラッグシップモデルであるCFRのラインアップとして、中途半端は許されません。キャニオン初のストリートトライアルバイクは、これまで見たこともないようなものを目指しました。それが、この「スティッチCFRトライアル」です。コンセプトショーケースからそのまま飛び出してきたかのようなデザインですが、ストリートトライアルコミュニティの忍者や他のライダーたちに、彼らのライディングを次のレベルに引き上げるバイクを渡すことができたと確信しています。これは新しい時代なのです。