グロータック「GT-Roller T1」安全で静かな3本ローラー発売
グロータックから最新のローラー台「GT-Roller T1」が発売される。
3本ローラーはスポーツサイクルのスキル向上には有効だが、乗りこなすには技術が必要。【難しい=落車=怖い危ない】【3本はうるさい】と認知されている。
グロータックは多くのサイクリストのレベルアップに繋がる3本を作りたいという思いから「GT-Roller T1」を開発した。そのコンセプトは【難しいけど、安全】【3本だけど静か】。多くのサイクリストのレベルアップに貢献できる3本ローラーとなる。
GT-Roller T1(発射防止ローラー・GT-ePower-T搭載)は2019年11月2日(土)〜4日(月・祝)に幕張メッセで開催されるサイクルモード2019のグロータックブースにて試乗展示を行う。
品名:GT-Roller T1
価格:5万5000円(税抜)
発売予定日:2019年12月中旬
品名:GT-Roller T1 発射防止ローラー
価格:未定
発売予定日:2019年内
品名:GT-ePower-T*
価格:3万1500円(税抜)
発売予定日:2019年内
*GT-ePower-Tを使用するには、GT-eBoxが必要です。
<安全性>
・脱輪対策
GT-Roller T1は、前ローラーの両端部に脱輪防止ローラーを標準装備している。これにより、ハンドル誤操作による脱輪を防ぐ。
また、別売の『発射防止ローラー』を後ろローラーに装着すれば、前方への脱輪も抑えることが可能。これらの脱輪対策により、初心者だけでなく、高強度なトレーニング時においても不要な落車を防ぐ。(転倒を完全に防止する機能ではありません。バランスを崩した場合は転倒する可能性があります)
・足つき性の向上
GT-Roller T1は他製品にはない、幅広のフレームデザインとなっている。これは自転車の乗り降り、バランスを崩した場合などの足つき性を確保するためのもの。同社テストでは、自転車の乗り降りの仕方は人それぞれで、身長などの体形でも違ってくる。左右のフレームを幅広とすることで、どこにでも足をつきやすいデザインとなっている。
<低振動・低騒音>
・高精度・高剛性のT1専用設計ローラー
GT-Roller Q1.1にも採用されている『Double“O”tube』をベースに進化。新構造として、ベルトプーリーをローラー本体と一体化することで、さらなる低振動を実現した。また、ローラー外周部をさらに肉厚にすることにより、フライホイール効果*を向上。高い実走感を追求した。
従来から引き継がれる、超高剛性の三ツ矢構造のローラーは、激しいトレーニングでも撓(たわ)むことなく精度を維持し、どのような場合でも滑らかで振動が少ない乗り心地を実現する。剛性だけではなく、回転ブレが0.15mm以内という非常に厳しい規格をパスしたローラーのみを使用。そのローラーに2面バランス修正**を行うことで、どのような回転数でも振動の発生を抑制する。
* ローラーが回転をし続けようとする力
** ローラーの端部2か所で回転方向の重量バランス(遠心力)を調整する方法。複雑なアンバランスが補正可能
・専用ブルカット*が標準装備
床と接地する箇所すべてに専用設計のブルカットを標準装備。ホイールやタイヤ等から発生する振動を専用ブルカットが吸収し、床に伝わる振動を軽減する。専用ブルカットはフレームと一体設計することにより、全高を抑え、恐怖心や落車時のダメージ低減に貢献する。
*グロータックの室内トレーナー専用防振パッド
<負荷調整>
GT-Roller T1には様々なトレーニングに対応するため、4段階の手動負荷機構が標準装備されている。最大負荷 40km/h時 450W(同社テスト)
<スマートトレーナー機能>
別売の『GT-ePower-T』*を装着すれば、スマート化も可能。スマートフォンやサイクルコンピューター**で、ワイヤレスで負荷調整ができるほか、トレーニングメニューの再生等も可能。バーチャルライド等のアプリケーションも使用できる。
* GT-ePower-Tを使用するには、GT-eBoxが必要です
** スマートトレーナー対応のものに限る
<折りたたみ可能>
GT-Roller T1は、折りたたみ可能。縦置き、横置き、どちらの向きでも保管できる。
※ 写真は全てプロトタイプです。製品版は若干の変更があります。