リザーブのロードホイールの国内販売が開始
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アメリカ・カリフォルニア発のホイールブランドReserve(リザーブ)のロードバイク用ホイールの国内販売が正式に開始される。リザーブのロードホイールはサーヴェロの完成車に組付けられているほか、UCIワールドチームのユンボ・ヴィスマが2023年シーズンに使用する。なお、MTB用ホイールは既に販売されている。
リザーブは2014年にSanta Cruz(サンタクルズ)のエンジニアによって設立された。2017年、まずMTBホイールの販売が開始される。生涯保証のカーボンリムは当時は前代未聞だった。
グラベルのカテゴリーにも進出し、2019年のNAHBS(北米ハンドメイドバイシクルショー)で誕生したグラベルホイールが「リザーブ22」だ。フルリジッドのオフロードバイクには、強度、重量、耐久性だけでなく快適性も重要となる。
そして、2019年末、サーヴェロが、リザーブのエンジニアにロードホイール開発の相談を持ちかける。これまでどおりの風洞実験施設でのデータの取得、分析、コンピューター上でのCFD解析に加え、実走行時の周辺状況へ目を向け、現実世界においてより意味のある空力性能を追及している。そこで得られた、リム高、リム幅を前後で変更したデザインにより、空力性能、剛性、安定性を兼ね備えている。
ラインナップ
リザーブ34|37
クライミングと一般的なロードライディングに適したホイール。サーヴェロ・R5に組付けられる。
Reserve 34|37
価格:28万500円(DT350ハブ仕様)〜
スポーク本数:24本
リム高:34mm(前)、37mm(後)
リム内幅:24mm(前)、22mm(後)
重量:1300g(DT180ハブ仕様)
対応タイヤ幅:25mm〜35mm
リザーブ40|44
さまざまなコースプロフィールでのロングライドに適したホイール。サーヴェロ・カレドニア5に組付けられる。
Reserve 40|44
価格:28万500円(DT350ハブ仕様)〜
スポーク本数:24本
リム高:40mm(前)、44mm(後)
リム内幅:25.5mm(前)、25mm(後)
重量:1368g(DT180ハブ仕様)
対応タイヤ幅:28mm〜45mm
リザーブ52|63
空力性能に優れたレースホイール。サーヴェロ・S5に組付けられる。
Reserve 52|63
価格:28万500円(DT350ハブ仕様)〜
スポーク本数:24本
リム高:52mm(前)、63mm(後)
リム内幅:25mm(前)、24mm(後)
重量:1514g(DT180ハブ仕様)
対応タイヤ幅:25mm〜35mm
リザーブ77|ディスク
TT、トライアスロン、トラック用ホイール。サーヴェロ・P5専用に設計された。
Reserve 77|Disc
価格:57万7500円(DT240ハブ)
スポーク本数:24本(前)
リム内幅:22.4mm(前)、22.2mm(後)
重量:1915g(DT240ハブ)
対応タイヤ幅:25mm、28mm