コンチネンタルのロードタイヤ「グランプリ5000AS/TT TR」登場 耐久性向上/スピード特化
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コンチネンタルのロードバイク用チューブレスレディタイヤ「グランプリ5000TR」シリーズのラインナップに新たな2種類が登場した。「グランプリ5000AS TR」は、耐久性、サイドウォールの保護性能、ウェットグリップ、被視認性を高めたモデル。「グランプリ5000TT TR」は、クリテリウム、TT、トライアスロン向きのスピードに焦点を当てたモデルだ。
グランプリ5000AS TR
グランプリ5000AS TRは、走行性能、保護性能、耐久性の完璧なバランスを実現し、あらゆる季節に外を走る自信をサイクリストに与えるために開発されたという。トレッドパターンとタイヤの構造、サイドウォールの保護の強化、最適化したグランプリ5000コンパウンドの組み合わせによって、AS TRは、グランプリ5000のスピードと、グランプリ4シーズンの長寿命と保護性能を持ち、そしてウェットグリップを向上させている。
フックレスリムに対応し、タイヤ幅は28、32、35mmから選べる。カラーはブラックとクリームサイドウォールの2種類があり、ブラックにはコンチネンタルのブラックリフレックステクノロジーを採用。昼間でもタイヤの見た目に影響を与えず、被視認性を高めるように設計されている。
Grand Prix 5000 AS TR
価格:1万5700円
カラー:ブラック×ブラック(ブラックリフレックスサイドウォール付き)、ブラック×クリーム
サイズ(重量):700×28C(335g)、700×32C(385g)、700×35C(425g)
テクノロジー:ブラックチリコンパウンド、ベクトランブレーカー、レーザーグリップ、アクティブコンフォートテクノロジー、ブラックリフレックス(ブラックサイドウォールのみ)
予定発売時期:28Cのみ2023年4月上旬。以降随時入荷
グランプリ5000TT TR
ツール・ド・フランス2022を記念した限定モデルとして発売されていた(国内での正式販売はなかった)TT TRが、グランプリ5000シリーズのラインナップに加わった。限定版ではサイズが25mmだけだったが、今回は28mmのサイズも発売される。
2022年にアワーレコードでダニエル・ビガムとフィリッポ・ガンナが使用したグランプリ5000TT TRは、トレッドの厚みを最適化し、路面とタイヤとの接点での素材の変形を抑える構造により、重量と転がり抵抗を最小限にしている。パンク防止性能と耐引裂性能も最適化させた、スピードに特化したパフォーマンスタイヤだ。
TT TRは同じ25mmサイズの「S TR」より30g軽い(220g、28mmサイズは235g)。25mmサイズは21TSSまでのフックレスリムに、28mmサイズは25TSSまでのフックレスリムに対応する。フロントに25mm、リヤに28mmの組み合わせで使うと、転がり抵抗が少なく、レースで高いパフォーマンスを発揮するという。
Grand Prix 5000 TT TR
価格:1万7000円
サイズ(重量):700×25C(220g)、700×28C(235g)
テクノロジー:ブラックチリコンパウンド、ベクトランブレーカー、レーザーグリップ、アクティブコンフォートテクノロジー
予定発売時期:未定