軽量化を図ったマルチスポーツ対応のGショック登場

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カシオから、G-SHOCK(ジーショック)のスポーツラインG-SQUAD(ジースクワッドスクワッド)の新製品として、さまざまなスポーツに対応する機能性を備えながら、装着性を考慮し軽量化を図った「GBD-H2000」が、2023年3月10日に発売される。

 

GBD-H2000

 

GBD-H2000は、幅広いスポーツシーンに役立つGPS機能と6つのセンサーを搭載しながら、従来の「GBD-H1000」に比べ38%軽量化した耐衝撃ウオッチだ。快適な着け心地を実現するため、GPSアンテナをケースに内蔵することでの小型化や、裏蓋にカーボン繊維強化樹脂を採用するなどの改良により軽量化を図った。GPS機能と心拍計測が可能な光学式センサー、方位、高度/気圧、温度、加速度、ジャイロの6つのセンサーを搭載し、自転車、ランニング、水泳といったアクティビティでの距離やスピード、ペースなどを計測できる。

アクティビティ計測に加えて、トレーニング分析機能も搭載。ポラールのアルゴリズムを活用し、心肺にかかった負荷の計測や三大栄養素(炭水化物、タンパク質、脂質)別の消費エネルギー分析、睡眠計測などが行える。対応アプリ「CASIO WATCHES(カシオウォッチズ)」と連携し、アクティビティの記録や睡眠計測に基づくアドバイスなど、より詳細な情報を確認できる。また、充電量が少なくなっても時刻表示はソーラー充電で駆動するソーラーアシスト充電を備え、使い勝手にも配慮されている。

ケースやベゼル、バンドにはエコ素材である、トウゴマの種やトウモロコシから抽出した成分を含むバイオマスプラスチックを採用している。

 

マルチスポーツ対応

自転車、ランニング、水泳(オープンウォータースイミング/プールスイミング)、ウォーキング、トレイルランニング、ジムワークアウト、インターバルトレーニングの計8種のアクティビティに対応。GPS機能と、心拍計測が可能な光学式センサー、方位、高度/気圧、温度、加速度、ジャイロの6つのセンサーを搭載し、心拍数や距離、速度のほか、プールでの泳法やターン数などの情報もアクティビティに応じて計測する。

 

GBD-H2000

 

軽量化

GPSアンテナをケースに内蔵することでの小型化や、裏蓋にカーボン繊維強化樹脂を採用することで従来のGBD-H1000と比較し38%の軽量化を実現している。腕の動きを妨げないよう装着性を向上させた。

 

GBD-H2000の裏側

 

ポラールのアルゴリズムを活用したトレーニング分析機能

フィットネスレベルと心肺への負荷を分析

ランニング時の最大酸素摂取量によるフィットネスレベルや、トレーニングの時間や強度によって心肺にかかった負荷など多彩な情報を確認できる。

GBD-H2000でのランニング分析 GBD-H2000での心肺への負荷分析

三大栄養素別の消費エネルギーを分析

トレーニングによって消費されたエネルギーのうち、三大栄養素(炭水化物、タンパク質、脂質)の各消費量を比率で算出。トレーニングを行う際の各栄養素の摂取や、目的に応じた運動強度設定の目安として活用できる。

GBD-H2000でのエネルギー分析

睡眠計測により心身の回復度を分析

トレーニングや日中に受けた負荷要素に対して睡眠による心身の回復具合を分析。対応アプリのカシオウォッチズで、睡眠ステージの推移グラフや今日のヒントなど、より詳しい情報やアドバイスを表示する。

GBD-H2000での心身の回復分析

ソーラーアシスト機能

GPS計測、心拍計測などのトレーニング機能や通知、歩数計測などのスマート機能にはUSB充電で対応。一方で、時刻表示は、充電量が少ない場合でもソーラー充電のみで駆動する(毎日約8時間蛍光灯下の室内(500ルクス)で充電し、1週間の間に2時間晴れた日の窓際(10000ルクス)で充電した場合)。

 

GBD-H2000

 

バイオマスプラスチック採用

ベゼルとケース、バンドには、トウゴマの種やトウモロコシから抽出した成分を含むバイオマスプラスチックを採用。バイオマスプラスチックは、再生可能な有機資源由来の物質を原料に使用し、CO2の排出を抑制するなど、循環型社会の実現につながる素材として期待されている。

 

GBD-H2000

 

GBD-H2000-1A

カシオ・GBD-H2000-1A(ブラック×オレンジ)

GBD-H2000-1A9

カシオ・GBD-H2000-1A9(ブラック×イエロー)

GBD-H2000-1B

カシオ・GBD-H2000-1B(ブラック×ブラック)

GBD-H2000-2

カシオ・GBD-H2000-2(ブルー×オレンジ)

 

GBD-H2000-1Aカシオの製品ページ
GBD-H2000-1A9カシオの製品ページ
GBD-H2000-1Bカシオの製品ページ
GBD-H2000-2カシオの製品ページ

価格:5万5000円
発売日:2023年3月10日

構造:耐衝撃構造

防水性能:20気圧防水

通信仕様:
通信規格/Bluetooth LE
通信距離/~2m(環境により変化)

測位機能:
GNSS/GPS、GLONASS、GALILEO、BEIDOU、みちびき
帯域/L1/L5

センサー:光学式心拍計、磁気(方位)、圧力(気圧/高度)、温度、加速度(歩数、行動解析)、ジャイロ(スイム分析)

手首式心拍測定機能:計測範囲(30~220bpm)、目標心拍設定機能、心拍ゾーングラフィック表示、心拍数遷移グラフ、最大心拍数、最小心拍数

アクティビティ機能:マルチスポーツ(バイク、ラン、ウォーク、スイムなど)をGPSまたは加速度センサーによる距離・速度・ペースなどを計算して表示、自動/手動ラップ機能、オートポーズ機能

トレーニング分析機能:カーディオ負荷ステータス

アクティビティログデータ:最大100走分、ラップデータはそれぞれ最大200本、計測タイム、距離、ペース、ランニングインデックス、消費カロリー、使用エネルギー源、心拍数、最大心拍数、カーディオ負荷、ピッチ、最大ピッチ、ストライド、獲得高度、ストローク数、SWOLF

ライフログ:歩数計測、目標歩数設定、歩数グラフ(週、月、6ヵ月)、消費カロリー計測、アクティブタイム計測

睡眠計測:睡眠回復ステータス(6段階)、睡眠回復レベル表示、睡眠ステータス(5段階)、睡眠スコア表示、自律神経ステータス(5段階)

血中酸素レベル:
計測範囲/80%~100%
計測単位/1%
※血中酸素レベル計測機能は、具体的な疾病の診断をはじめとする医療機器としての使用を意図するものではなく、一般的な健康維持のみでの使用が目的

呼吸エクササイズ:
セット範囲/2分~20分
セット単位/1分
バイオフィードバック
ゾーン別の費やした時間のサマリー
*呼吸エクササイズもポラールのアルゴリズムを使用

ワールドタイム:世界38都市(38タイムゾーン、サマータイム自動設定付き)+UTC(協定世界時)の時刻表示
※スマートフォンとの連携により更新される場合がある

ストップウオッチ:1秒、100時間計、スプリット付き

タイマー:
セット単位/1秒
最大セット/60分
1秒単位で計測

アラーム:時刻アラーム4本(スヌーズ機能付き)、スマートアラーム(スヌーズ機能付き)

モバイルリンク機能(オートマティックコネクション、対応携帯電話とのBluetooth通信による機能連動):自動時刻修正、簡単時計設定、ワールドタイム約300都市、通知機能(電話着信・メール受信・SNS新着・カレンダー通知・リマインダー通知)、トレーニング分析データ、アクティビティログデータ、ライフログデータ、睡眠計測データ、携帯電話探索

その他の機能:ステップリマインダー機能、フロア昇降計測、アルマナック(日の出・日の入り時刻、月齢)、バッテリーインジケーター表示、パワーセービング機能(暗所では一定時間が経過すると表示を消して節電する)、フルオートカレンダー、12/24時間制表示切替、操作音オン/オフ切替機能 、機内モード、バイブレーション機能、LEDバックライト(フルオートライト、スーパーイルミネーター、残照機能、残照時間切替(1.5秒/5秒)付き)

使用電源:専用充電ケーブルによる充電システム(USB端子(タイプA)のある機器が必要)、ソーラーパワー(ソーラー充電システム)

接続時間:
アクティビティ機能(GPS、HR)を使用した場合/
・ハイ(連続受信)最大約14時間
・ノーマル(連続受信)最大約16時間
・ロング(間欠受信)最大約19時間
ウオッチモードで心拍計測をオフにして使用した場合/約2か月
パワーセービング状態の場合/約23か月
※使用環境により変動する、フル充電時からソーラー発電なしの場合

時刻修正:
GPS衛星電波受信/手動受信(位置受信、時刻受信)
Bluetooth/スマートフォンと接続し、時刻を自動修正

大きさ:59.6×52.6×19.4mm

質量:約63g