トライゴンのオールラウンドロードバイク「AR01」が登場【台北サイクル2023】

カーボンバイクのスペシャリストとして数々のブランドのOEMも手掛けてきた、台湾のスポーツバイクブランドのトライゴン。同社が今回の台北サイクル2023で新たに展示した「AR01」は、軽量さと空力性能、そして快適性を備えた最新規格のパフォーマンスロードバイクだ。

トライゴン・AR01

その特徴と言えるのが、トライゴンがパテントを取得した「Vortex-Tubing TechnologyVTT)」を採用している点だ。

バイクフレームの中でも特に空気抵抗に影響のある部位の表面に、ゴルフボールのような孔をコーティングが行われている。これによってまるでバターにナイフを入れるかのように空気を切り裂きバイクを進めることができるのである。

 

もちろんのようにチューブの形状そのものだけでなく、一体型ドロップハンドルやディスクブレーキ台座のカバーといった細部までも徹底して空気抵抗の削減に力を注いでいる。

 

 

これらによって、過剰な空気抵抗処理のための形状を必要とせず、軽量かつ快適性を備えたシンプルなバイクのフォルムを実現した。

また、こうした数々の先端技術を取り入れたことから、20233/22から開催されているサイクルショー「台北サイクル2023」にて、より先進的なプロダクトやサービスを評価する「d&iアワード」では金賞を受賞している。