エコイから「グラフェン」シリーズ登場 体温の上昇を調整するジャージ
目次
フランスのサイクリング用品ブランドEKOÏ(エコイ)から、新作ジャージ「EKOÏ Graphene(エコイグラフェン)」シリーズが登場した。高い熱伝導率で知られるグラフェンを生地に使い、体温を広い範囲に均一に放散。体温の上昇を調整し、パフォーマンスを向上させる。
エコイは、経験豊富なサイクリストを対象に数か月に及ぶ調査を実施。30℃の高温環境下でのペダリングを行い、グラフェンシリーズでは、繊維の表面温度が2.6℃低下し、また、クラシックなジャージと比較して、熱分配を感覚的に32%改善することができたという。
さらに、グラフェンは、 均一な熱放散だけでなく、従来のポリエステル素材よりも耐久性が高く軽いという特徴もある。グラフェンには鋼鉄の約100倍の耐引裂性がある。
ジャージ「エコイグラフェンデザイン」
幾何学模様のプリントが施されたジャージ。このプリントは、グラフェンの物理的構造、すなわち六角形の網目を形成する単一炭素原子の層を視覚的に表現したもので、グラフェンという素材が持つDNAをモチーフにしている。
EKOÏ GRAPHENE Design
価格:129.99ユーロ
カラー:ホワイト、レッド、カーキ、ブラック
ジャージ「エコイグラフェンカモ」
エコイグラフェンカモのグラフィックは、ペイントボールフィールドでの遊び心のある対決を連想させるミリタリー的なスタイルを演出している。また、このジャージも、グラフェンという素材の物理的な表現にもインスパイアされている。
EKOÏ GRAPHENE Kamo
価格:129.99ユーロ
カラー:レッド、ホワイト、ブルー、カーキ、ピンク、イエロー
ビブショーツ「エコイ3Dゲルパーフヘキサ」
新製品ではないが、エコイグラフェンシリーズに合うグラフィックのビブショーツとして、エコイ3Dゲルパーフヘキサがある。プロロードチームが着用するビブショーツから生まれた全ての進化を取り入れ、6時間以上連続して自転車に乗るような人などを対象としている。空力を重視した特殊な構造で、空気の流れは六角形のセルをたどり最適化される。また、体重に応じた3つのジェル密度と3つのパッド幅があるエコイ3Dゲルパッドを採用。グラフィック面でも、ロゴの転写や印刷が廃止され、生地に刻み込みまれている。これにより、見た目がすっきりし、長期間使用しても摩耗しにくくなった。
EKOÏ 3D GEL PERF HEXA
価格:149.99ユーロ
カラー:ブラック、ブルー、レッド、ホワイト、イエロー、カーキ、グレー