トーケンのビッグプーリー「シュリケン」にシマノ12速対応モデル登場【台北サイクル2023】
サイクルパーツブランドのトーケンが、台北ショーで新型のビッグプーリー「シュリケン」の新作を発表した。2021年に発表されたシマノのリヤ12速デュラエースおよびアルテグラに対応するビッグプーリーだ。
上側のガイドプーリーの歯数が13T、下側のテンションプーリーの歯数が19Tという設定。ケージはカーボン製だ。プーリーのサイズを大きくすることでチェーンのカーブを緩やかにして変形量を減らすことで抵抗を低減することを狙う。

デュラエースのリヤディレーラーに取り付けたところ。ケージの裏側にさりげなくペイントが施されている

12速化されたことで、スプロケットのローギヤに34Tと大きな歯数が採用されるようになった。そのため歯数の大きいプーリーと必要なクリアランスを確保するために、ケージとリヤディレーラーを固定するシャフトの軸と、ガイドプーリーの軸がオフセットしている

プーリーはチタンコーティングされている。フリクション低減を狙ってのこと
TK1739S Shuriken ビッグプーリーキット シマノ12S(R9250、R8150)
価格:5万3900円