和田商会自転車事業部がドイツのケミカルブランド「スプリットセカンド」取り扱い開始
XDS、LaBiciなどのスポーツバイクブランドを取り扱う和田商会自転車事業部は、ドイツのケミカルブランド『Split Second(スプリットセカンド)』の取り扱いを開始する。
スプリットセカンドは「一瞬」という意味のブランド名のとおり、『レースシーンでの勝者は一瞬の違いで決まる』を信条に、Frederik Romerが25年以上のヨーロッパのレースシーンでの経験を活かし、潤滑剤、クリーナーやアッセンブルグリースを製造するブランド。
ラインナップ・価格は未定だが、2023年4月15日(土)〜16日(日)開催の『サイクルモード東京』に参考出品をする。 デリバリーは2023年夏予定。
スプリットセカンドは様々なプロレースチーム、トラックにサプライヤーとして提供し、レースで得たフィードバックから研究し、創造し続け、ユーザーが最も優れたパフォーマンスを得られる物を提供している。ハイエンドではなく、すべてのサイクリストにおいて最高の物であるというのが同ブランドの信条だ。
2023年からはUCIワールドチーム「トレック・セガフレード」の公式サプライヤーになっている。
また、環境先進国ドイツで生まれたスプリットセカンドは、全てのサイクリストが日常で使うバイクケア商品は様々な環境下で腐食や錆を防ぎ、長い耐用年数を考えて製品作りが重要だと考えている。製品自体も環境の事を考え、香料や環境に悪影響を及ぼす物質を使っていない。ラインナップの『BIOシリーズ』は、植物性原料から作られている。
スプリットセカンドは、ケミカルとレースで培ったノウハウを駆使し、コンポーネントも展開する。
CPCシステム(セラミック パフォーマンス ケージ)と呼ぶRDゲージは、超軽量カーボンケージに、ドライシールドセラミックベアリングを備えた 7075アルミニウムプーリー、14T&17T構成で72g(SHIMANOシステム)。 独自の設計により「チェーンのたわみ角」を軽減。従来のケージと比較して、4.5Wのペダリング抵抗を軽減できる。
現在はロードバイクコンポのみだが、グラベルコンポGRX用もリリース予定。
昨年のユーロバイクで発表したボトムブラケットも展開予定。
このボトムブラケットは、CPCシステム同様、ドライセラミックベアリングを採用。 ケースはスチールを採用することにより、プラスチック製やアルミ製よりも『ねじれ剛性』が高く、ペダリングパワーをよりダイレクトに伝えられる。これもレースシーンからのフィードバックだ。
スプリットセカンドの公式ホームページは、準備ができ次第公開予定。
■サイスポ・ニュース:
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