iGPSPORTがサイクルコンピューターのハイエンドモデル「BSC300」発表
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高品質な自転車製品を展開するiGPSPORTは2023年4月、サイクルコンピューターの新商品「BSC300」を発表した。
iGPSPORTは優れた機能とデザイン性、求めやすい価格でサイクルコンピューターの世界に登場した。特にブランド立ち上げから注目を集めたiGSシリーズは、サイクリストの声を反映してアプリを介して頻繁なアップデートを行うなど、常に使う側の身になって展開してきた。
そのひとつの答えが、愛三工業レーシングチームが採用したiGSシリーズのハイエンド、iGS630。プロのリクエストに応える高い機能や耐久性を持ちながら、リーズナブルな価格であるiGS630は、iGPSPORTの象徴的なモデルとなった。
その一方でユーザーのニーズにきめ細かく対応するため、2023年、ハイエンドのiGSシリーズ、普及モデルのBSCシリーズの2シリーズを展開。共通したテーマは“ユーザーファースト”で“リーズナブル”。そして2つのシリーズ展開としたことで、iGPSPORTはサイクリストの用途やスキルに対して選択というベストソリューションをもたらした。
今回発表された「BSC300」は、BSCシリーズのハイエンドモデルという位置づけとなる。
BSC300について
BSC300はフルラミネーションスクリーンを搭載した2.4インチのカラーディスプレイを採用している。これは液晶パネルと本体表面のガラスに隙間をなくし、本来この隙間で発生する光の反射を抑えることで、スクリーンの視認性を高めるもので、iGS630にも採用されている。
表示される数字やデータが色分けされるので、直感的に判断がしやすいことがメリットで、これは安全性にも直結する。BSC300は、フルラミネーションスクリーンをはじめ、iGSシリーズのハイエンド機であるiGS630をベースに開発されたもので、内蔵のマップによるフルGNSS(衛星測位システム)でのナビゲーション機能ほか、スマートトレーナーとの接続など、機能的には十分で、新しいインターフェースデザインも魅力的だ。
その一方で、BSC300は電子コンパス、レーダーセンサー、Di2の設定をサイクルコンピューター上で行うDi2コントロールなど、iGS630に搭載されている機能を見送ることにより、価格と性能のバランスを図り、BSCシリーズのハイエンドモデルとしてラインアップされた。
徹底的に乗り込むサイクリストにとっても、また、より良いものを求めやすい価格で手にしたいサイクリストにとっても、BSC300は最適なモデルであり、魅力的なサイクルコンピューターとなる。
BSC300 10の特徴
BSC300 製品概要
BSC300
販売価格:2万1560円
・GPS:GPS+Beidou+Glonass+Galileo+Qzss(フルGNSS)
・スクリーン:2.4インチ フルラミネーションカラースクリーン
・重量:67g
・本体サイズ:82×53×14.5mm
・基本機能:温度、カロリー、標高、勾配、ラップ、アプリ経由の設定、データ表示カスタム、データ同期、ページ数(8ページ)、1ページあたりの表示データ(8項目)、4つのライドモード、GPS設定、データフィールドカスタマイズ、ダイナミックデータインターフェイス(グラフ表示等)
・スマート機能:自動バックライト、自動一時停止、自動スリープ、自動オフ、ホームページ自動戻り、ライドショートカットキー、警告機能
・防水性能:IPX7
・バッテリー:充電式リチウムイオン電池内蔵、バッテリー駆動 約20時間(通常使用時)
・メモリ:8GB
・データ表示機能:130以上のサイクリングデータ
・マップ:内蔵マップ
・ナビゲーション機能:あり
・内蔵センサー:気圧高度計・加速度計
・センサー:ハートレートモニター、スピードセンサー、ケイデンスセンサー、ケイデンス&スピード一体センサー、パワーメーター、スマートトレーナー、電動変速接続(SHIMANO/CAMPY/SRAM、コントロール不可)
・ワイヤレス通信:Bluetooth5.0/ANT+(心拍数/速度/ケイデンスセンサー)と接続可能。パワーメーター対応(ANT+のみ)
・アプリケーション:iGPSPORTウェブサイト/アプリ、Strava、Training Peaks
・インターフェース:Type-C USB
・パッケージ内容:ユーザーマニュアル、標準バイクマウント、バイクマウントパッド、O-リングバンドX1