世界最小アクションカメラ「Insta360 GO 3」の実力をロードバイク女子がチェック
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ロードバイクやマウンテンバイクなどのスポーツ自転車でのライド動画撮影にぴったりな軽量小型アクションカメラ「Insta360 GO 3」が新登場。その特徴を紹介するとともに、声優でロードバイク女子でもある東城咲耶子さんによる使用レビューをお届けしよう。
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「Insta360 GO 3」の特徴
360度アクションカメラ「Insta360 ONE」シリーズをはじめとした、さまざまなカメラ製品を販売するのが、Insta360だ。2015年に創業した同社は、現在は200以上の国と地域で展開しており、日常生活のワンシーンから、ハードなアウトドアアクティビティまでを映し出すアクションカメラは、世界のトップクリエイター達からも支持されている。
そんなInsta360のアクションカメラの中でも、最も人気かつサイクリストにオススメできるのが、「Insta360 GO 3」だ。最大の特徴は、そのコンパクトさ。カメラ本体とアクションポッドの2つで構成されるデバイスなのだが、レンズを備えたカメラ本体部分の重量は何とたったの35g。成人男性の親指程度の小さく薄いサイズのこのカメラは独自のマグネットマウント式を採用しており、ささっと簡単に装着できてしまうのだ。
今回新型となって刷新されたのはアクションポッド側に新たにタッチパネル式スクリーンを導入したことで、操作性が向上したうえに、撮影した動画をすぐに確認したりセルフィーでの撮影もより簡単に行うことができるようになった。
撮影した動画や写真は専用アプリから簡単に編集でき、そのままインスタグラムやYouTubeなど各種SNSに投稿することも可能だ。
「Insta360 GO3」使用レビュー
「サイクリング動画の撮影を行うことは増えてきましたが、ハンドルやヘルメットに専用の固定具でカメラをしっかりとマウントして、その画角を調整したり……と、どうしても手数が多くなってしまいます。
けれど、このGO 3はそういった取り回しがとっても簡単。すぐに取り付けて動画を撮ることができるので、“撮りたい!”と思ったときにポケットからさっと取り出してサイクルジャージの上から取りつけて走る、というようにすぐに撮影できます。また、カメラ本体がとても軽いのでつけている感覚も薄く、動画を回しているのを忘れてしまうくらい! カフェなどの立ち寄りスポットにも気軽に装着していけますね。
また、撮影した動画のなめらかさに驚きました。荒れた路面の箇所を走ったり上り坂でダンシングもしてみましたが、実際に撮れた動画を見てみると、そうしたことがほとんど分からないくらい、ブレのない動画に仕上がっていました。Insta360独自の手ぶれ補正技術「FlowState」が良い働きをしてくれています。また、音声もすごくクリアに撮れていたのも良いですね。
自転車で上り坂を越えたあとに景色がサッと広がる瞬間の感動だったり、サイクリング中に初めて立ち寄るお店に入店するときのドキドキ感やおいしいものを食べるときの幸福感。そういったものって写真では伝わりにくいですし、できれば自然な形で動画に残したいものです。このGO 3なら、そういった自転車でのワクワクをとっても手軽に撮影することができるので、サイクリングにぴったりですね!」
Insta360 GO 3のスペック
●ラインナップ
32GBモデル:5万7500円
64GBモデル:6万500円
128GBモデル:6万4800円
※通常版の価格。他に「自転車撮影キット」など各種キットがあり、価格が異なる。
●付属品
アクションポッド
磁気ペンダント
簡易クリップ
ピボットスタンド
レンズ保護フィルター
●重量
GO 3:35.5g
アクションポッド:96.3g
●サイズ
GO 3:
25.6×54.4×23.2 mm
アクションポッド:
スクリーン格納時:63.5×47.6×29.5mm
スクリーン展開時:63.5×86.6×29.9mm
●カラー
ホワイト
●主な解像度
動画:
2.7K:2720×1530 @24/25/30/50/60fps
1440p:2560×1440 @24/25/30/50fps
1080p:1920×1080 @24/25/30/50fps
タイムラプス:
1440P: 2560×1440 @30fps
スローモーション:
1080P: 1920×1080 @120fps
●対応ケーブル
USB Type-C
●連続撮影時間
GO 3:45分
GO 3+アクションポッド:170分
※実験環境における1080p@30fpsでの測定値。