【ピナレロ】ツール・ド・フランス2023 ピックアップ戦いを彩った機材たち

目次

Presented by PINARELLO JAPAN

ロードレースの主役が選手たちであることは間違いない。だが、その走りを支えるのはバイクやパーツなどの機材だ。ここでは21ステージのレースを選手と共に戦い抜いたピナレロのロードバイク「ドグマFディスク」をクローズアップしながら、ツール・ド・フランス2023の象徴的な場面を振り返る。

 

ドグマFディスク

 

BRAND INFO

1953年創業のイタリアの老舗。ツール5勝のインデュラインをはじめ、多くの名選手を支えてきた。オンダフォークに象徴される機能的で美しいデザインを持つバイクは、唯一無二の存在感を放つ。

 

常勝軍団を支え続けるスーパーバイク

ドグマFディスク

DOGMA F DISK
ドグマFディスク
価格/97万9000円(フレームセット・通常カラー)

Spec
フレーム/カーボン
フォーク/カーボン
サイズ/430、465、500、515、530、540、550、560、575、595、620
カラー/エレクトロバイオレット、レーシンググリーン、他全11色
重量/865g(ディスクブレーキ、サイズ530)

イネオスグレナディアスの前身時代からバイクの供給を行うピナレロ。このタッグで直近14年間でマイヨ・ジョーヌを7回獲得している。
今年も両者のタッグは健在。見せ場となったのは、超級山岳グラン・コロンビエール頂上フィニッシュとなった第13ステージをミハウ・クフィアトコフスキーが制し、超級山岳と3つの1級山岳を越える第14ステージでカルロス・ロドリゲスが勝利を収めた2日間だ。ロドリゲスは個人総合でも5位になり、今後のマイヨ・ジョーヌ争いを期待させた。
彼らが駆ったのは、ピナレロの最新作・ドグマF。高速ダウンヒルでも正確なステアリングを実現するオンダフォーク、理想的な剛性バランスもたらすアシンメトリック構造、TTバイクから受け継ぐエアロなデザインを採用し、希代の総合力を誇るスーパーバイクだ。

 

ドグマFディスクのトップチューブ

トップチューブの上面には、イネオスの子会社イネオス・オートモーティブが販売する本格SUVグレナディアのロゴが入っている

ツール2023第14ステージを制したロドリゲス

アルプスの超級山岳と3つの1級山岳を越える第14ステージを制したロドリゲス。個人総合5位に入り、今後の活躍が期待される

 

 

F5

F5
価格/83万6000円(105Di2完成車)

Spec
フレーム/カーボン
フォーク/カーボン
サイズ/43、46.5、50、51.5、53、54.5、56、57.5、59.5
カラー/インパルスブルー、インパルスグレー
重量/990g(サイズ53、未塗装)

グランツールを30回も制しているピナレロのレーシングモデルの系譜Fシリーズの末弟にあたるグレード。オンダフォークやアシンメトリックフレームなど上位モデルのテクノロジーを継承し、上りも下りも平坦もあらゆる地形で高いパフォーマンスを発揮。素材やパーツアッセンブルを見直すなどしてピナレロの中では手の届きやすい価格を実現している。

 

 

X3

X3
価格/70万700円(105Di2完成車)

Spec
フレーム/カーボン
フォーク/カーボン
サイズ/43、46、49、51.5、53、54.5、56、58、60
カラー/ディープブラック、キーンレッド

パフォーマンスと快適性を高い次元で融合させることを目指したピナレロのエンデュランスロード・Xシリーズ。ペダリングに対するレスポンスの良さを損なうことなく振動吸収性に優れたフレームを目指し、リヤトライアングルの設計を一新。最大32mm幅のタイヤに対応し、快適な乗り味を楽しめる。ピナレロらしい正確なハンドリングも健在だ。