【シマノ(シューズ)】ツール・ド・フランス2023 ピックアップ戦いを彩った機材たち
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ロードレースの主役が選手たちであることは間違いない。だが、その走りを支えるのはバイクやパーツなどの機材だ。ここでは21ステージのレースを選手と共に戦い抜いたシマノのシューズ「RC9」をクローズアップしながら、ツール・ド・フランス2023の象徴的な場面を振り返る。
BRAND INFO
1921年に大阪府堺市で創業。変速機やブレーキといったコンポーネントだけでなく、ホイールやシューズ、アパレルなど、あらゆる製品を展開。エスファイアは、シューズラインナップの中で最高峰モデル。
マイヨ・ヴェール獲得に貢献したシューズ
RC9
価格/5万4450円
Spec
サイズ/36~48(ワイドタイプあり、39~43ハーフサイズあり)
カラー/ホワイト、ブルー、ブラック
重量/225g(サイズ42)
シマノのサポートを受けるグローバルチームのうち、アルペシン・ドゥクーニンクはコンポーネントやホイールだけでなく、シューズのサポートも受けていた。彼らが使うのは、シマノのレーシングシューズの最高峰、エスファイアのロード用フラッグシップモデルRC9の最新バージョンに当たるRC-903だ。
このシューズは、RC9としては4代目に当たり、旧モデルの優れた機能を継承しながらも、アッパーの素材と構造の見直しでさらに優れたフィット性と軽さを実現しているのが特徴だ。
アルペシン・ドゥクーニンクは、今大会最多のステージ4勝を挙げ、ポイント賞を獲得したヤスペル・フィリプセンやマテュー・ファンデルプールらの注目選手を擁し、今大会で大きな存在感を示した。シマノのシューズは文字どおり、彼らの走りを足元からサポートした。