「京都市サイクルサポートステーション」事業がスタート

2021年10月に京都市自転車総合計画2025を策定し、「自転車共生都市・京都」の実現のため様々な自転車関連施策を推進している京都市では、市民や観光客等のサイクリストが安心・安全・快適に自転車観光やサイクリングを楽しめる環境を整え、地域の活性化につなげることを目的に「京都市サイクルサポートステーション」事業を実施する。

今回は京奈和自転車道(桂川サイクリングルート※)沿道の「京都市サイクルサポートステーション」4施設を京都市で初めて認定し、2023年9月中旬頃より運用を開始する。

※ 京奈和自転車道(桂川サイクリングルート)は、京都市の嵐山から奈良県を経て、和歌山市の和歌山港までを結ぶ、全延長約180kmの広域サイクリングルート。

京都市サイクルサポートステーション

「京都市サイクルサポートステーション」事業で使用するロゴマークは、京都市立美術工芸高等学校の生徒の協力により制作。桂川などの自然のイメージや京都市の象徴の1つである五重塔などをデザインに盛り込んだメッセージ性のある垢ぬけたロゴマークが完成した。

 

京都市サイクルサポートステーション

2023年8月30日(水)には京都市立美術工芸高等学校の生徒に対し、京都市長から感謝状を贈呈した。(左)門川市長、(右)ロゴマーク作成者

 

「京都市サイクルサポートステーション」とは

サイクリストと地域の交流拠点となり、サイクリストに無償で駐輪スペース、自転車ラック、空気入れ、修理工具およびトイレなどの貸出サービスを提供する施設を「京都市サイクルサポートステーション」として認定する。

 

「京都市サイクルサポートステーション」認定施設一覧

京都市は以下4カ所の施設をサイクルサポートステーションとして認定する。
また、各施設には京奈和自転車道サイクリングマップ等の配架を行う。

(1) ファミリーマート松尾大社前店(西京区・コンビニエンスストア)

(2) コンズサイクル桂川街道店(西京区・自転車販売店)

(3) デイリーヤマザキ千本赤池店(伏見区・コンビニエンスストア)

(4) モーニング・グローリー(伏見区・カフェテリア)

 

※「京都市サイクルサポートステーション」の運用開始は2023年9月中旬頃を予定しており「京都市サイクルサイト」にてサイクルサポートステーションのマップや提供サービス等の情報を掲載する予定。
https://kyoto-bicycle.com/cycle_support_station(2023年9月中旬公開予定)