自転車メカニックのための新たな認定資格「スポーツ自転車整備士」「電動アシスト自転車整備士」が開設

2023.09.25
その他

自転車産業振興協会が、スポーツ自転車を取り扱うメカニックのための認定資格であるSBM（スポーツバイクメカニック）検定・講座の体系をリニューアルする。

自転車産業振興協会は、2006年から自転車販売店メカニックの技術向上を目的とした「SBM講座」、その技術力の証明として「SBM検定」を主宰し、延べ2000人以上が受講してきた。しかし、一般への認知度が低く、また、機材の進化に伴い多様化する講習体系システムが、受講者にとって分かりづらいとの声があったという。そこで、17年続いた従来のシステムから大規模な改修を行い、業界内外に分かりやすく親しみやすい名称・実施体系に変更する。

主な変更点

1．「SBM検定」が「スポーツ自転車整備士検定」へ名称変更となり、合格時の認定資格が、「SBM認定メカニック」から「1級スポーツ自転車整備士」へ移行・名称変更。
2．「2級スポーツ自転車整備士」検定を新設。
3．「2級/1級スポーツ自転車整備士養成講座」を開講。
4．スポーツ自転車の枠にとらわれない最新かつ普遍的な自転車メンテナンス技術や店舗運営スキルを促進するために、「SBM＋（プラス）」を新設。
5．「電動アシスト自転車整備士」検定が新設。
6．一般ライダー向けの「セルフメンテナンス」を開講。