【東海サイクリング】サイクリングで追体験 徳川家康天下への旅 関ヶ原の戦いwithフォース
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発売中のサイクルスポーツ特別編集「東海サイクリング」は、自転車通勤など普段使いの先にあるサイクリングの楽しみを、東海3県(愛知県、岐阜県、三重県)を舞台に紹介するガイドブックだ。紹介するルートは全29。県ごとの地域性や文化を実感でき、海、川、街、峠、鉄道など多様なテーマを楽しめるルートを設定。日常の少し先にあるサイクリングへ誘う。
そんな1冊から、徳川家康を再発見する自転車旅の関ヶ原の戦いルートで使用した、フォースのクロスバイク「モラヴィア100D」を紹介。
徳川家康が率いる東軍と、石田三成が率いる西軍が激突した関ヶ原の戦い。ここで走ったルートは、空前絶後の敵中突破「島津の退のき口」をサイクリングで追うもの。東海きっての名峠である二之瀬越、さらに伊勢街道を進むため、関ヶ原を抜きにしても非常に魅力的なルートである。
*「東海サイクリング」は全国の書店、Amazonなどで販売しています。
史跡めぐりと爽快ライドを両立
距離61km
義弘の退却ルートを往路でなぞり、後半は豊久の退却ルートを逆にたどりながら関ヶ原へ戻る。序盤、養老渓谷までは苦もなく進むことができるが、中盤の二之瀬越、いなべの山並み、そして終盤の勝地峠と起伏に富んだ行程となる。勝地峠のふもとにコンビニはあるが、それ以外は補給ポイントが限られるので、携行食と飲料を忘れずに。
チェコ生まれのスタイリッシュなクロスバイク
FORCE
Moravia 100D
価格●7万2600円(ディスクブレーキ仕様)、6万1600円(Vブレーキ仕様)
問●フタバ
ディスクブレーキ採用のエントリーモデル
総合サイクルパーツブランドの「フォース」が展開するクロスバイクが「モラヴィア」シリーズ。フォースの本拠があるチェコ共和国の東部に広がる草原がモデル名の由来だ。軽量なアルミ合金を採用したフレームは剛性だけでなく快適性も十分に確保しており、ワイヤー類を内蔵するなど見た目もスタイリッシュに仕上がっている。気軽な街乗りやツーリングはもちろん、ヒルクライムやロングライドまでこなすことができる一台だ。価格帯を超えた満足感を得ることができる。雨天でも効きが落ちにくいディスクブレーキを採用したモデルに加え、初心者でも扱いやすくコンストパフォーマンスに優れたVブレーキ採用モデルもラインナップしている。