オルベアが別府史之氏とパートナーシップ契約を締結
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スペイン・バスク州マリャビアに本社を置くオルベアは、元ヨーロッパプロロードレーサーで北京、ロンドンオリンピック日本代表の別府史之氏とパートナーシップ契約を締結した。
フランス在住の別府氏は、現在サイクリングの普及・啓発・プロモーション・育成などを行うサイクリングプロモーターとして活動している。今後は5月にオーストラリアのNANNUP(ナンナップ)で開催されるUCIグラベルワールドシリーズのレースへの参加が決定しており、オルベアのグラベルバイク「Terra(テラ)」で出場する。また、6月開催の富士ヒルクライムには、軽量ロードバイク「Orca(オルカ)」で参加する。
別府氏は2月末に帰国し、3月2日(土)〜3日(日)のサイクルモードライド大阪2024のメインステージでトークセッションに参加予定。
別府史之氏のコメント:
「オルベアは、今シーズンからロット・デスティニーへバイクを供給しており、今年のツール・ド・フランスに参戦が決定しています。 また、同チームは私が深く関わるフランスのサイクリングアパレルブランド「EKOI(エコイ)」のサポートチームでもあります。両ブランドは常に革新とパフォーマンスを追求し、近年急成長を遂げており、ヨーロッパで高い人気を誇っています。私は業界をリードし続ける魅力的なブランドと共に発展的な活動をしていきます。 そして日本人としてスペイン・バスク地方との友好関係をオルベアとともに築いていきたいも思っています。また、これまでの経験や関係性を生かし、スペインやフランス、ベルギーなどで若い日本人選手をプロチームに送り出す環境を整えていきたいです。」
オルベア アジア統括のUnai Diego(ウナイ・ディエゴ)氏のコメント
「フミ(別府史之氏)は、現役時代にヨーロッパレースで活躍しているのを見ていました。そのフミとパートナーシップ契約に合意できたことは、オルベアのアジアでビジネスにおいて非常に重要でエキサイティングなことだと感じています。そして、2024年からロット・デスティニーへの機材供給が決定しツール・ド・フランスにも復帰しますし、チームとの関わりが深いフミなら、彼らの活躍やレース情報も日本のサイクリングファンに伝えてくれます。またフミも語っているように、ヨーロッパプロロード選手として活躍できる日本人がいるなら、是非チームへも紹介したいですし、フミと一緒に日本のレースシーンも盛り上げる力になれればと思います。」
別府史之氏使用バイク
ロードバイク 「オルベア・オルカ M10iLTD」 MyOカスタマイズド仕様
メインフレームは、マットの「Galactic Rainbow(ギャラクティック レインボー)」というマジョーラカラーを採用。それぞれフォークの左上と左下には「Lilac」と「Digital Lavendre(デジタル ラベンダー)」を配し、メインのオルベアロゴは柔らかいパープルの「Lilac(ライラック)」ロゴを選択。トップチューブには、「Jusqu´au Sommet(フランス語で「頂点まで」)」というフミのこだわりのフレーズが落とし込まれている。
グラベルロードバイク「オルベア・テラ M21ETEAM IX」MyOカスタマイズ仕様
メインフレームには、グロスの「Metallic Mulberry(メタリック マルベリー)」、フォークは「Metallic Burgundy Red(メタリック バーガンディ レッド)」というワインレッドのような色に、アクセントとして「Terrazo Lavendar(テラゾー ラベンダー)」柄を施し、トップチューブには「Manger la poussiere(フランス語で「埃を食べる」)」が刻まれている。
これらのカラーは、オルベアのカスタマイズ・プログラム「MyO」で作成することができ、またMyOのフレームカラーカスタマイズおよびパーツサイズ変更の料金はすべて無料で提供している。
別府史之プロフィール
1983年4月10日生まれ、神奈川県茅ケ崎市出身。
「ツール・ド・フランス」「ジロ・デ・イタリア」「ブエルタ・ア・エスパーニャ」の3大グランツール、「ミラノ〜サンレモ」「ロンド・バン・ブラーンデレン(ツール・デ・フランドル)」「パリ〜ルーベ」「リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ」「イル・ロンバルディア」の全モニュメント日本人唯一の完走者。
現在はサイクリングの普及・啓発・プロモーション・育成などを行うサイクリングプロモーターとして活動している。
▪️サイスポ・トピックス:
オルベアのロードバイク「オルカ」&「オルカエアロ」試乗インプレッション