クロスバイクを買ったらそろえたいアイテムと基礎知識【自転車通勤&サイクリング】
目次
自転車通勤・通学・街乗りで活躍し、休日にサイクリングも楽しめる人気スポーツ自転車の「クロスバイク」。クロスバイクを買ったら何をそろえたらいい? スタイル別で必要になるものは? あなたのクロスバイク生活を応援する特集をお届けしよう。
クロスバイクを買ったら必ずそろえたいアイテム
【必須その1】ヘルメット
乗るときには必ずかぶる必要のある、安全上必須のアイテムだ。また、2023年からは法令で着用が努力義務とされた。
【必須その2】ライト
夜間走行の安全のために絶対に装着しなければならないのが、フロントライト(前照灯)だ。法令でも夜間の点灯が義務付けられている。また、後続からの被視認性を高めることも重要で、そのためにテールランプもぜひ合わせて装着し、点灯させたい。
【必須その3】フロアポンプ
クロスバイクはタイヤの空気圧管理が重要だ。最低でも1週間に1回は空気圧をチェックする必要がある。そのためには、頻繁に使うものなので自宅に据え置きするタイプのフロアポンプを持つようにしよう。
【必須その4】サイクルロック(カギ)
クロスバイクには基本的にサイクルロックが付属してこない。クロスバイクは市街地で駐輪することが多いので、盗難防止のためにサイクルロックも必ず持とう。サイクリング目的の場合はより携帯性に優れたものにすると良い(下の章で詳しく)。
自転車通勤/通学/街乗りスタイルカスタム!
クロスバイクの最も多い用途はこれだろう。基本的に市街地を走行し、長時間駐輪したり、雨の日でも乗る場合もあるだろうから、下で紹介するものをプラスでそろえるとグッド。
【おすすめアイテム1】スタンド
クロスバイクには基本的にスタンドも付属しない(モデルが多い)。軽くて走行性能を損ないにくい、キックスタンドと呼ばれるタイプがおすすめだ。
【おすすめアイテム2】マッドガード(ドロヨケ)
クロスバイクは一般の自転車と違い、マッドガード(ドロヨケのこと。フェンダーと呼ばれることもある)も装着されていないことが多い。通勤・通学などで雨でも乗る場合はぜひ装備したい。
【おすすめアイテム3】自転車用スマホホルダー
スマホでナビアプリを使うときにあると便利。スポーツ自転車での使用に耐えうるものを選ぶのがポイントだ。
【おすすめアイテム4】スソバンド
スーツや裾が広がるタイプのパンツで乗る人は多いだろう。その場合、前側のギヤに裾を巻き込まないよう、スソバンドを使用するといい。
【おすすめアイテム5】コンフォートサドル
どうしてもお尻が痛くなってしまう! という人に試してみてほしいのが、コンフォートサドルだ。厚みがあり衝撃を緩和してくれる素材が使われている。
サイクリングスタイルにカスタム!
クロスバイクは一般の自転車に比較して走りが軽やかで、サイクリングやスポーツ走行にも適している。ちょっと装備を工夫してあげるとサイクリング仕様にカスタムできるのだ。平日は通勤仕様で、休日はサイクリング仕様で乗るのも賢い。
ポイントは、必要な装備をうまく自転車に備え付けること。リュック等を背負ってもいいが、そうすると乗りづらくなる。できるだけ自分自身は身軽にして、快適に走れるようにすることが大切だ。
【おすすめアイテム1】ボトル&ボトルケージ
サイクリング中はこまめな水分の補給が欠かせない。そこでぜひ使いたいのがこの装備。自転車本体に取り付け、さっとボトルをとって飲むことができる。
【おすすめアイテム2】サドルバッグ
サイクリングに出かけるなら、パンクやメカトラブルに見舞われたときに対処できる最低限の装備を携行するのが基本だ。サドルバッグとはサドル下側に取り付けられるスマートなバッグで、予備チューブ、タイヤレバー、携帯工具、サイクルロックなどを入れるのに最適だ(下でも詳しく)。
サドルバッグに入れて携行すると良いアイテム
予備チューブ
もしパンクしたら、タイヤの中にあるチューブを交換することでほとんど対処できる。最低限1本は持つことをおすすめする。タイヤに合うサイズか確認してから買おう。
タイヤレバー
パンクしてチューブ交換するときに便利で、ぜひとも持っておきたいアイテム。タイヤの脱着を行うための工具だ。
携帯ツール
ちょっとしたネジの緩みを締め直す、車輪の軸(スルーシャフト)を外すなど、出先で作業するときに便利な六角レンチやドライバー系をコンパクトにまとめたツールセットがあると便利。ぜひ携行しておきたい。
コンパクトなサイクルロック
サイクリング時は長時間駐輪することは少ないので、たとえばコンビニや店舗に立ち寄ったとき、さっとカギをかけておければ良い。なので、携帯性に優れたサイクルロックがおすすめだ。
【おすすめアイテム3】携帯ポンプ
出先でパンクしチューブを交換した場合は空気を入れる必要がある。そのときに必須になるのが携帯ポンプだ。自転車本体に取り付けられ、携帯性に優れていてかつ空気を入れやすいモデルにするのがおすすめ。
【おすすめアイテム4】フレームバッグ
財布やスマホなど、さっとすぐ取り出したい小物を入れるのに便利なバッグで、車体本体に当たるフレームと呼ばれる部分のうち、ハンドル付近のトップチューブと呼ばれる車体部分に取り付ける。
【おすすめアイテム5】スポーツタイプのコンフォートサドル
クロスバイクについているスポーツタイプのサドルに慣れず、やはりどうしてもサイクリング中にお尻が痛くなってしまう人はいるだろう。その場合、スポーティなフォルムをしつつも厚みがあり、デリケートな部分が当たる場所に穴が空いたタイプのサドルを選ぶと痛みを軽減させることができる。カラーも変えることで愛車の雰囲気もガラっと変わること間違いなし。
【プラスアルファ】より明るいライト
サイクリングの場合は街灯が少ない場所を、しかもより速い速度で走ることが多い。よって、もしもの日没と夜間走行に備え、より明るく持続時間の長いヘッドライトを装備しておくとさらに安心だ。
Brand Info〜FORCEについて
チェコの総合自転車アクセサリーブランド。その展開アイテム数は約3000に達し、ヘルメット、ライト、スタンド、サイクリングウェア、ポンプ、工具類など、ほぼワンブランドで必要なものを網羅できる。「Be Force」(“全てのサイクリストの力になる”)をコンセプトとし、高品質で手頃な価格を実現していることが特徴だ。