次世代に夢と経験伝える 元マウンテンバイク五輪代表・山本幸平さんが描く「MTB界の未来」
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自転車協会が運営するウェブサイト「ENJOY SPORTS BICYCLE」では、スポーツ用自転車を楽しむのに役立つ幅広い情報を発信しています。最新記事にはMTB元五輪代表・山本幸平さんのインタビューが登場。また夏のサイクリングのヒントに乗鞍ヒルクライム、キャンプツーリングの記事をピックアップします。
全日本優勝12回・五輪4大会出場のレジェンド
山本幸平さんはマウンテンバイクのクロスカントリー・オリンピック(MTB XCO)の国内トップ選手として、オリンピックに北京五輪から東京五輪まで4大会連続日本代表として出場。全日本選手権は12度もの優勝、アジア選手権でも10度の優勝を誇る、日本のマウンテンバイク競技におけるレジェンドの一人です。
競技の第一線からは身を引いたものの、現在も国内外のレースに積極的に出場し、若手と共に走り続けている山本さん。いまは「YAMAMOTO ATHLETE FARM」を運営し、その豊富な経験を次世代の若者に伝承し、パリ五輪が開催される今年は活動範囲をアジアへと拡大しています。国際的にも選手育成を推し進める山本さんに、その背景と思いを聞きました。
▽「僕しか知らないこと」を伝えたい 元五輪代表・山本幸平さんが描くMTB界の未来
ヒルクライムの聖地・乗鞍を走ろう
早くも真夏を感じさせる初夏のスタート。「乗鞍ヒルクライム」の舞台、乗鞍エコーラインも開通となりました。標高2,702mの畳平へとつながる国内最高地点を走る舗装道路で、マイカーの通行が規制されていることから、涼しく安全に走れる、夏に人気のヒルクライムスポットです。
ヒルクライムレースでは全長20kmあまりを一気に駆け上りますが、レースではないサイクリングならば、途中休憩もしつつ景色などをのんびり楽しみたいところ。コース紹介記事ではアクセスから走行時の注意ポイント、立ち寄りスポットやご褒美スイーツまで、乗鞍ヒルクライムの楽しみ方をたっぷり解説します。
▽速く上るだけじゃもったいない ご褒美“マシマシ”ヒルクライム 乗鞍岳(長野)
サイトではこの他にも、全国のおすすめサイクリングコースを200以上紹介。詳細レポート付きの記事では、コースの雰囲気をより知れるだけでなく、読み物としても楽しめるものになっています。
キャンプツーリングを楽しもう
今年の夏は自転車でキャンプツーリングに挑戦してみたい!と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ただ、初めてならなおのこと、いきなりキャンプ道具を積載して本格的な旅に出る前に、まずは近場で自身のスキルの確認を含め、“練習”をしてみることをおすすめします。本番前の練習にうってつけの近場のキャンプフィールドを、モデルでトラベルライターの山下晃和さんが紹介します。
▽達人に聞く!自転車キャンプツーリングQ&A「ビギナーにおすすめツーリングスポットは?」
山下さんのコラムではこの他にも、自転車の選び方、キャンプ道具の選び方、荷物の積み方など、豊富な経験に裏打ちされたキャンプツーリングのイロハを、やさしく解説しています。