パーツ選びで自分だけの一台に ロードバイクの「育て方」とは
目次
ロードバイクの楽しみ方のひとつに、自転車本体を「育てる」というものがあります。細かいパーツの構成やセッティングを変えることで、自分だけのオンリーワンバイクを育てましょう。記事後半では、夏休み後半におすすめの、ビギナーウェルカムなMTBフィールドもご紹介します。
完成車は「完成」じゃない?
自転車協会が運営するウェブサイト「ENJOY SPORTS BICYCLE」では、スポーツ用自転車を楽しむのに役立つ、幅広い記事を多数掲載しています。連載コラム『ロードバイクの選び方』では、ロードバイクという乗り物を目一杯楽しむために、購入前に知っておくと役立つあれこれを解説しています。
ロードバイクの一般的な購入方法としては、自転車の形になった「完成車」を購入することがほとんどでしょう。しかし完成車の購入は実はスタートライン。完成車に取り付けられているパーツはあくまで「多くの人にマッチするであろう最大公約数」の状態で、持ち主にとって最適なものであるとは限りません。
自転車に対して、乗り手となる人間は千差万別です。体型、体重、体力、そして自転車歴、技術、好みの乗り味、目的、優先事項、何もかもが違います。既製バイクのパーツを交換して、セッティングを変えて、自分だけの「オンリーワン」な一台に育てていくと、初期状態とは比べ物にならないほどあなたにフィットして走ってくれるようになります。記事ではパーツ交換やセッティングで、ロードバイクを“育てる”方法を紹介します。
▽ロードバイクの選び方
「完成車」は実は未完成! パーツ選びで“育てる”ロードバイク
最初の1台にグラベルロードがオススメな理由
近年人気を拡大しているグラベルロード。グラベル=悪路も走れるよう、太いタイヤの付いたロードバイクという、若干マニアックなカテゴリーです。しかし自転車ライターの安井行生さんは、実はグラベルロードが、1台目のロードバイクとしておすすめといいます。
理由として、グラベルロードが「なんでもできる自転車」であることがあります。細いタイヤを付ければ舗装路もある程度軽快に走れますし、一方である程度のオフロードや、荷物を積んでのツーリングにも対応するため、バイクを買い替えることなく遊び方を変えることができるのです。
またグラベルロードは、比較的リーズナブルなエントリーグレードでも十分に楽しめるという点も見逃せません。なぜなら、ロードバイクが高額化する「必須要件」がグラベルロードには、ほぼ必要ないからなのです。記事では「楽しさ」を主眼におくグラベルロードの特徴について解説します。
▽グラベルロードのススメ
「グラベルロード」がエントリーグレードでも十分楽しい理由
キッズも安心! 高原のおすすめMTBフィールド
夏休みも折り返し地点。まだまだ遊び足りない!という元気なキッズたちに、マウンテンバイクはいかがでしょうか? 下界の猛暑を離れた高原の自然あふれるフィールドで、思い切り楽しみましょう。かたしな高原MTBパーク(群馬県)、Hakuba47 マウンテンスポーツパーク(長野県)ともに初心者でもステップアップできるコース設計が特徴で、レンタルバイクがあったり、ミニレッスンがあったりとビギナーウェルカムなフィールドです。
▽夏休みにMTBデビュー! 高原で涼しく楽しもう
「ENJOY SPORTS BICYCLE」ではこのほかにも、全国のサイクリングコース紹介、MTBフィールド紹介、自転車関連の「スゴイ人」インタビュー、MTBの始め方入門など、スポーツ用自転車を楽しむのに役立つ各種情報を日々更新しています。ぜひご覧ください。