「ながさき大村湾サイクルージング」販売開始 二重閉鎖性海域でサイクリング&クルージング
長崎県観光連盟が、安田産業汽船との協働により、2024年9月7日から11月24日までの土曜、日曜、祝日に催行の旅行商品「ながさき大村湾サイクルージング」の販売を開始した。
ながさき大村湾サイクルージングは、自転車を船にのせて港を出発し、のんびりとクルージングを満喫。その後、目的地の港で下船して、サイクリングを楽しむワンデートリップだ。
乗船、下船できる港は、大村湾に面する「時津」「琴海」「大村」「長与」の4か所。下船する港ごとに趣の異なるまちが広がっており、そのまちならではのスポットを自転車に乗って巡る。坂道が楽な電動アシスト自転車のレンタルもできる。
「ながさき大村湾サイクルージング」の3つの魅力
ポイント1)長崎の魅力はローカルにあり
長崎県の真ん中にある大村湾。沿岸の自然、文化の異なる色彩豊かなまちを自転車で。スローなローカル旅を味わおう。
ポイント2)自転車と一緒に爽快クルージング
好きな自転車を借りて乗船。クルージングを楽しんで、好きな港で降りよう。ローカルサイクリングのはじまり。
ポイント3)手ぶらで行けるサイクリング
荷物は預けることができる。サイクリンググッズのレンタルも可能。手ぶらでサイクルコースを自由に楽しもう。
特設サイトでは、約3時間でまちの一押しのスポットをぐるりと巡るお勧めコースが紹介されている。
「ながさき大村湾サイクルージング」の予約方法
ステップ1)サイクルージングを楽しむ日を決めよう。
ステップ2)「時津」「琴海」「大村」「長与」から、乗船する港と下船する港を決めよう。
ステップ3)船の運航は朝・昼・夕の1日3便。往路と復路の乗船する便を決めよう。
ステップ4)特設サイトから予約をしよう。
※運航ダイヤの詳細は特設サイトで確認できる。
大村湾と4つのまちの魅力を紹介
大村湾
サイクルージングの舞台となる大村湾は、長崎県のどまんなかにあります。南北に25km、東西に12km、面積は約320k㎡で琵琶湖のちょうど半分くらいの大きさ。長崎の空の玄関口「長崎空港」も大村湾の中にある。
大村湾の大きな特徴はその閉鎖性。湾の北側に位置する針尾瀬戸と早岐瀬戸の2本の水路で、同じく閉鎖性海域である佐世保湾に通じ、そこから外海につながる二重の閉鎖性海域であり、全国でも特に閉鎖度の高い海域だ。そのため、湖かと思うほどに波が穏やか。
また、大村湾には、生きた化石といわれるカブトガニや、世界で最も小さなクジラの仲間で生息数の減少が心配されているスナメリも生息している。
琴海(きんかい)エリア
海と山の恵みに触れられるまち。大村湾で育ったアコヤ貝から真珠を取出しアクセサリーを作ったり、季節のフルーツを吟味して収穫したり。お土産たっぷり、うっとりタイムを。
大村(おおむら)エリア
海に面したお城の周辺に城下町が広がるまち。のんびり歴史を感じながら、パワースポットとスイーツ巡り。グルメも見どころも満載だ。
長与(ながよ)エリア
まるでここは地中海? 海を眼下に走るのは爽快。道路沿いにはカフェやフルーツ畑。季節ごとに変わる旬の農作物の収穫体験も楽しめる。
時津(とぎつ)エリア
海のすぐ近くの道をサイクリング。海に面した農園で、潮風を受けて育った果樹や野菜を収穫したあとは、喧騒から離れた隠れ家ピッツァ屋でのんびりと。
ながさき大村湾サイクルージングの概要
設定日:2024年9月7日(土)~11月24日(日)の土日祝
料金:
1)電動アシスト自転車レンタル+乗船(1日乗り放題)/大人5000円、小人4000円
2)自転車持ち込み+乗船(1日乗り放題)/大人3000円、小人2000円
3)乗船(1日乗り放題)のみ:大人2000円、小人1000円
※大人は中学生以上、小人は小学生