誕生10周年を迎えるズイフトが様々な機能やコンテンツをアップデート

目次

オンラインフィットネスプラットフォームのZwift(ズイフト)が、誕生から10周年を迎えるタイミングでアップデートする。トレーニングの取り組みやすさなどに注力し、Watopia(ワトピア)の新ルート、ヘッドアップディスプレイのカスタマイズ、新しいチャレンジの追加など、様々な機能やコンテンツが2024年9月より追加される。

ズイフト10周年

ワトピアの拡張マップをツアーオブワトピア開催中に公開/2024年11月

ズイフトで最も人気のあるワールド、ワトピアがさらに拡大する。島の沖合に突如出現した謎の島の正体は、海底から姿を現した古代遺跡か、それとも新しい火山島の誕生か。2024年11月に開催されるTour of Watopia(ツアーオブワトピア)のステージ5で明らかになる。

ズイフト誕生10周年を記念して、2024年のツアーオブワトピアでは、5つのステージを通じてワトピア拡張の軌跡をたどる。ステージ1ではズイフト誕生初期のルートを訪れ、ステージ5では最新ルートが登場。各ステージには距離の異なる3つのルートが用意される。グループイベントに参加してステージを完了するとダブルXPを獲得でき、オンデマンドではXPが通常の1.5倍になる。

ワトピアの拡張マップ

HUD(ヘッドアップディスプレイ)のカスタマイズ機能

コミュニティからのフィードバックを参考にして、ライド用のHUDにカスタマイズ機能が追加された。ケイデンス、心拍数、平均ワット数、パワーウェイトレシオなどの7種類のオプションから、好きなデータを選んで画面左上のパワーメーターに表示させることができる。ランニング用のHUDでは、画面左上に心拍数の分布を示すバーと、現在の心拍数、毎分の歩数が表示されるようになり、ワフー・キッカーランを使用しているズイフターは、傾斜コントロール機能を有効にすると、ルート上の勾配変化をズイフト中の画面で確認できるようになる。

HUDのカスタマイズ機能

新しいチャレンジでリワードをアンロック/2024年9月9日以降

従来の3つのチャレンジ(エベレスト、イタリア、カリフォルニア)に加えて、新しいチャレンジが登場する。これらのチャレンジには、ホーム画面の「チャレンジ」セクションからアクセスできる。他にも楽しいチャレンジが続々登場する。

Cardio Crusher(カーディオクラッシャー)/2024年9月9日

1時間以内で終了できる5つの新しいワークアウトは、忙しくて時間のないアスリートに向く。様々なフィットネスの目標達成に役立つワークアウトを集めたカーディオクラッシャーチャレンジをコンプリートすると、250XPがアンロックされる。

RouteChaser:The Grade(ルートチェイサー:ザグレード)/2024年10月3日

Mayan 8(マヤン8/距離23.1km、獲得標高241m)、Radio Rendezvous(レディオランデブー/距離20.5km、獲得標高736m)、Power to the Tower(パワートゥザタワー/距離44.7km、獲得標高1492m)の新ルート3つを含む5つのルートでザグレードを攻略。ルートバッジハンターにお勧めのチャレンジだ。

新しいチャレンジ

ズイフトレーススコアでレース体験をさらに向上/2024年10月

ズイフトでのレース体験を向上させるためのスコアシステム、ズイフトレーススコアが正式にリリースされる。新しい採点モデルは、これまでズイフトレースに参加したことのないズイフターをより適切なレースカテゴリーに振り分け、現在のフィットネスレベルとレース結果に基づいてスコアを随時調整。レース中のパフォーマンスだけでなく、レース戦略の組み立てといったスキル面も考慮される。

ズイフトレーススコア

ズイフトレースカレンダー

ズイフトレースの始まりは、ズイフトの創成期にジャービス島でコミュニティメンバーたちが自らレースを主催するようになったのがきっかけだ。現在、ズイフトでコミュニティレースを開催しているイベントオーガナイザーは100以上にのぼり、世界中から沢山のズイフターが毎日レースに参加している。コミュニティ主導型のイベント開催が盛んだが、ズイフトの公式レースも開催されている。「ズイフトレースカレンダー」は、以下の4つに分かれている。

  1. ZRacing Monthly Series(Zレーシングマンスリーシリーズ)
    年間を通して毎月開催されるイベントシリーズ。
  2. Zwift Racing League(ズイフトレーシングリーグ)
    毎年9月から2月まで開催されるズイフト最大のチーム対抗リーグ戦。2023/24シーズンには2610チームが参戦した。各シーズンは3ラウンド、各ラウンドは6レース構成。
  3. Zwift World Series(ズイフトワールドシリーズ)
    このシリーズのために特別に用意されたイベント限定ルートに挑戦する全5レース。9月から1月まで、毎月1回レースを開催。
  4. Zwift Games(ズイフトゲームズ)
    ズイフト世界チャンピオンを決定するズイフトレースの最高峰。2024年3月に開催された第1回大会と同様に、コミュニティレベルとエリートレベルのレースを同時開催。詳細は後日発表予定。

ズイフトレースについての詳細はズイフトのページを確認しよう。

ズイフトレースカレンダー

ガレージのアップグレード、ニューバイクをアンロック/2024年10〜12月頃

ズイフトのガレージが新しく生まれ変わる。ズイフトのバーチャルバイクをアップグレードできる「アップグレードチャレンジ」が新登場。アップグレードチャレンジを完了すると、次のアップグレードバイクがアンロックされ、ドロップを使って購入することができる。ズイフトのバーチャルバイクには、それぞれ5つのアップグレードステージがあり、バイクの軽量化、空力性能の向上、転がり抵抗の削減など、アップグレードにより得られるメリットは様々だ。ドロップショップに近日入荷予定のHalo Bike(ハローバイク)は、ピナレロ・エスパーダに匹敵するハイパフォーマンスバイクで、ドロップショップのロイヤルカスタマーに限定販売されるレアアイテムだ。詳細は後日発表予定。

ガレージ

2024年秋のトレーニングコンテンツ

Zwift Academy(ズイフトアカデミー)/2024年11月3日まで

ズイフトのフラッグシップトレーニングプログラム、ズイフトアカデミーが2024年も開催されている。参加者のアスリートとしてのポテンシャルを最大限に引き出すためにデザインされた今回のプログラムは、北半球と南半球の季節の違いを考慮して、開催期間を大幅に延長。11月3日まで、プロチームとの契約獲得を目指して世界中のズイフターと一緒にトレーニングに励み、レースで競い合い、フィットネスの目標を達成しよう。また、今回は、ワークアウトを通じて参加者の身体能力を測定し、プロ選手として通用するタレントの発掘に焦点を変えている。プログラムを修了した参加者は、ゲーム内ズイフトアカデミーキットとキャニオン・エアロードバイクスキンがアンロックされる。男女それぞれ1人の最優秀ライダーには、キャニオン//スラムジェネレーションまたはアルペシン・ドゥクーニンクディベロップメントチームとのプロ契約を獲得するチャンスもある。

ズイフトアカデミー

Zwift Camp:Baseline(ズイフトキャンプ:ベースライン)/2024年11月18日〜1月5日

自分の脚質を知りたい、本格的なトレーニングを始める前にベースラインを確かめたい。そんなズイフターにお勧めのワークアウトプログラムだ。6つのワークアウトには、それぞれロングバージョンとショートバージョンが用意されている。このワークアウトプログラムを完了するとレポートカードが届き、自分の得意分野と苦手分野を把握することができる。プログラムを終了すると新しいチャレンジが利用可能になるので、目標達成に向けた次のステップとして挑戦してみよう。

ズイフトキャンプ

10周年記念セレブレーション/2024年9月〜12月

世界中のアスリートがひとつになるバーチャルコミュニティとして、健康的なライフスタイルを応援し続けて10年となるズイフトは、2024年で誕生10周年を迎える。この10年間を数字で振り返ると、ズイフトコミュニティ全体の合計走行距離は87億2000万km、合計獲得標高は815億6000mに達し、過去10年間に開催されたグループイベントの数は403万4556件という記録だった。

ズイフト10周年

今シーズンのズイフトについての詳細はズイフトのページから。

ズイフト公式ストラバ
ズイフト公式X
ズイフト公式フェイスブック

Zwift (ズイフト)
利用料:2400円/月、2万4000円/年
対応OS:ウィンドウズ、マックOS、iOS、アップルTV、アンドロイド
ダウンロード:http://zwift.com/ja またはiチューンズストア、グーグルプレイから