自転車の交通違反取締りが強化へ 「青切符」「イヤホン」など知っておきたいポイントは?
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自転車協会が運営するサイト「ENJOY SPORTS BICYCLE」では、スポーツ用自転車を楽しむのに役立つ、幅広い情報を掲載しています。自転車のルールについての解説も充実。最近の話題から、注目記事を紹介します。
16歳以上が「青切符」の対象に
ことし5月に可決・成立した改正道路交通法に盛り込まれた、いわゆる「青切符」。自転車の交通違反に反則金を課すことで取り締まりの強化を目的としたもので、対象は「16歳以上」となっています。そもそも免許制でないのに、なぜ16歳以上なのでしょうか?
現役サイクリストでもある弁護士が、自転車のルールについて解説するコラム『弁護士に聞く、自転車のルールの素朴な疑問』では、この新しい自転車の反則金制度について、法律上の観点から分析しています。制度には“溝”も存在するようですが、実際の運用でカバーしていく方向になるようです。
▽弁護士に聞く、自転車のルールの素朴な疑問
「青切符」、免許制でないのになぜ16歳以上?15歳以下なら罰則なし?
なにが違反になる?
改正道交法“青切符”の対象となる違反行為は、報道によると対象となる行為が113にも及ぶそうです。逆走や信号無視はもちろん、現状「グレーゾーン」と思われる行為も、「違反」の境目をしっかり認識しておきたいものです。
その一つが、イヤホンをつけての自転車走行。骨伝導や、最近は外音を取り込むタイプも登場していますが、それらは使用可能なのでしょうか? こちらも現役サイクリストの弁護士に聞きました。
▽クイズで知る自転車の正しいルール
外音を取り込むイヤホンなら自転車走行時も使用可能?
自転車の前照灯の夜間等の無灯火も取り締まりの対象となりますが、昼間に前照灯を「搭載していない」ことを、周囲から指摘されたことがあるという事例もあります。夜間点灯の有無でなく、そもそも前照灯を搭載していないこと自体が違反なのでしょうか?
▽クイズで知る自転車の正しいルール
前照灯は搭載していないと違反なの?
シリーズ『クイズで知る自転車の正しいルール』は、このほかにも「交差点で赤信号だった際の停止位置は?」や「二段階右折禁止(原付)の標識は自転車にも適用される?」など、曖昧になりがちな自転車の交通ルールについて、クイズ形式でやさしく学べる内容となっています。