自転車のパンクは運次第?それとも避けられる? 知っておきたい対策法
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スポーツ用に限らず、ほぼ全ての自転車にとって最も身近なメカトラブルは「タイヤのパンク」ではないでしょうか。知っておくと役立つ「パンクの減らし方」など、お役立ちコンテンツを『Enjoy Sports Bicycle』の最新記事より紹介します。
パンクを防ぐコツ 2方面対策がポイント
自転車協会が運営するウェブサイト『Enjoy Sports Bicycle』では、幅広いジャンルのスポーツ用自転車を楽しむのに役立つ記事を多数掲載しています。シリーズコラム『初心者のためのスポーツ用自転車基礎講座』は、主にロードバイクについて初心者が知っておくと役立つ、自転車の仕組みや使い方のコツについて解説しています。
さて、自転車ではごく一部の例外を除いて、空気入りのゴムタイヤが装着されています。空気入りゴムタイヤが発明されたのは19世紀末で、これが実用化されてから車輪を使う乗り物は、速さ、グリップ、快適性、軽量性、ハンドリングなど、各種要素を高次元でバランスできるようになり、高い走行性能を手に入れました。
いまではF1マシンから軽快車まで空気入りのゴム製タイヤを使っているわけですが、そこには一つだけ逃れられない欠点があります。パンクです。
残念ながらパンクを100%防ぐことは不可能です。しかし100%運任せというわけではありません。「できるだけパンクをさせない状態(受動的対策)」で「できるだけパンクをさせない走り方(能動的対策)」をすれば、極力防ぐことができる!というポイントがあります。よく“パンクの神様”が降臨されるという方は、ぜひご一読を。
MTBは「乗り方」で選ぼう
ロードバイクで走るには寒い季節…ということで、オフロード向け自転車の入門記事も充実しています。その中のひとつマウンテンバイク(MTB)は、主にオフロードでの走行を目的とした自転車です。頑丈なフレーム、太いタイヤ、サスペンションシステム(地面からの衝撃を吸収してくれる装置)を備え、険しい道や不整地での走行に適しています。
そんなMTBには、さらに「乗り方」に応じて様々な種類があり、車種を選ぶうえでいくつかの重要なポイントがあります。どのような遊び方をするかをイメージしながら、最初の一台を選びましょう。
国内最長グラベルを実走
ロードバイク乗りがMTBに挑戦するとどうなる? ということで走ってみたのは国内最長の林道未舗装路として知られる徳島県の「剣山スーパー林道」。そこに待ち受けていたのは、ロードバイクでは体験したことのない、乗り方もスケールもまったく異なる自転車の世界でした。
実走レポートでは全長81.8kmのスーパー林道を途中離脱して、舗装路を経由してスタート地点へ戻れる51.4kmの周遊コースを設定。特筆すべきは獲得標高。50kmという総距離は経験豊富なロードバイク乗りにとってはさほど難しい距離ではありませんが、50kmで約1900mという獲得標高はロードではあまり体験しないプロファイルです。
▽MTBでグラベルの聖地「剣山スーパー林道」に挑戦! 時速5kmの秘境ライド
「ENJOY SPORTS BICYCLE」ではこのほかにも、全国のサイクリングコース紹介、MTBフィールド紹介、自転車関連の「スゴイ人」インタビュー、ロードバイクの各種ハウツーなど、スポーツ用自転車を楽しむのに役立つ各種情報を日々更新しています。