わずか10年の変化 ロードバイクが一気にディスクブレーキになった理由とは?
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自転車協会が運営するサイト『Enjoy Sports Bicycle』の最新記事をピックアップ。今回はロードバイクがディスクブレーキに急速に置き換わった理由、MTBのホイールサイズによる違い、そして仕事あがりにオススメの東京イルミネーション巡りのコースを紹介します。
2010年代後半から急速に普及
自転車のブレーキ方式はいくつか存在しますが、ロードバイクにおいてはその形が定まって以来、長年ホイールの外周部にブレーキシューを押し当てる、リムブレーキと呼ばれる方式が使われてきました。押し当て方はさまざまに改良され、変化してきましたが、根本の部分は数十年以上変わらずにいたのです。
一方でマウンテンバイク(MTB)の世界では、2000年前後よりホイールに取り付けたブレーキ用ディスクを挟み込んで制動する、ディスクブレーキが広まり標準的になりました。ブレーキ性能では優れていたディスクブレーキですが、一方で重量増などのデメリットもあり、当時はまだロードバイクには不要と考えられていました。
試作品や小規模メーカーが作っていたものを除けば、ディスクブレーキ装備のロードバイクがマスプロメーカーから発売されたのは、ようやく2010年前後のこと。それでも当初は賛否両論で、否定的な意見のほうが主流といえるものでした。
それが2010年代後半より一気にディスクブレーキが台頭。いまや低価格帯を除いた有力メーカーの本格モデルに関しては、新製品の全てがディスクブレーキという時代になりました。急速に導入が進んだ背景には何があったのでしょうか? 自転車ライターの安井行生さんが解説します。
MTBの入門記事も充実
『Enjoy Sports Bicycle』では、さまざまなジャンルのスポーツ用自転車を楽しむのに役立つ、幅広い情報を紹介しています。
オンロード系だけでなく、オフロード系の情報も充実。まだ日本では海外に比べて馴染みが少ないマウンテンバイク(MTB)に関しても、これから始める人に役立つ入門記事を多数掲載しています。
さて、MTBを選ぶ際に、知っておいてほしいのがホイールサイズによる特性の違いです。26インチ、27.5インチ、29インチの各ホイールでどんな違いがあるのか、特徴と乗り方の適性、選び方を解説します。
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