寒さに負けずサイクリングを楽しむ秘訣 セッティングやウェア選びで差を付けよう
目次
新しい年が明け、初乗りを済ませたサイクリストも多いのではないでしょうか? 自転車協会が運営するサイト『Enjoy Sports Bicycle』から、冬場のサイクリングに役立つ記事を紹介します。
体を痛くしない乗り方のコツとは?
スポーツ用自転車のセッティングは繊細です。変速機などのメカニカルな部分だけでなく、サドル高などのポジションセッティングも同様です。ポジションをわずかに変更するだけでも、体に痛みが生じることがあるのです。
冬場は気温が低く、運動時の身体不調が出やすい時期でもあります。一度痛みが出てしまった場合、その痛みにばかり目を向けて対処しようとすると、別の部位が痛む可能性があります。まずはさまざまな部位に生じる痛みの原因を知ることで、総合的な対策につなげていきましょう。
「スポーツ用自転車で生じる痛み 部位別の原因と対策まとめ」の記事では、理学療法士でもある自転車系YouTuber、tom’s cyclingのTOMI氏が、自身のサイクリストとしての経験と理学療法士としての知識を合わせて、自転車の乗車時に生じやすい痛みの傾向と対策について、わかりやすく解説しています。
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お尻の痛み軽減は、体幹を使った乗り方をマスターすることで、サドルへの荷重を減らすことが有効です
まずビギナーが陥りがちな、お尻、手、腰、首などの痛みの原因と対策を解説。さらに自転車に付き物といえる膝の痛みについて、膝のどこが痛むかに応じての原因と対策をまとめています。また、痛みを生じさせない乗り方について、意識すべきポイントも紹介しています。
冬場のサイクリングを楽しむウェアのコツ
外気温が低いなかでのサイクリングは、体に突き刺さるような冷たい風により心身へのダメージが大きくなりがちです。必然的に春〜秋に比べて厚着をすることになるのですが、ただ厚着をするだけではNG!ということをご存じでしょうか?
ただ厚着をするだけではダメな理由として、「汗冷え」があります。有酸素運動であるサイクリングは、ただ暖かくしてしまうと、ウェア内の発汗量が増えて内部に汗が溜まってしまい、これが下り坂や休憩時に冷えた際に、一気に凍えてしまうというリスクがあるのです。
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冬用のグローブは手首までカバーできるものを使って、血流の多い箇所をガードしましょう
これを防ぐためには適切な気温帯のウェアを選んで重ね着し、また末端の冷えを防ぐための小物活用など、さまざまなポイントがあります。冬こそウェア選びにこだわり、寒さに負けない快適なライドを楽しみましょう。
▽ロードバイクの冬用ウェアの選び方 寒さを乗り越え快適なサイクリングを!
自転車+絶景+温泉を楽しもう
サイトでは、全国各地のサイクリングコースも紹介しています。新着記事より、冬場のサイクリングにおすすめの、温泉付き首都圏ヒルクライムコースを紹介します。
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大観山ヒルクライムの頂上展望台は、芦ノ湖越しの富士山が絶景!
神奈川県の湯河原温泉を経て箱根の大観山にアタックするコース。獲得標高1000m超えのそこそこハードなコースですが、上った先の展望台からは芦ノ湖越しに大迫力の富士山が! 新春の上り初めにいかがでしょう?
▽新春の“上り初め”は富士山の絶景ライドで! 大観山(神奈川)
『Enjoy Sports Bicycle』ではこのほかにも、全国のサイクリングコースを多数紹介。またMTBフィールド紹介、自転車関連の「スゴイ人」インタビュー、弁護士に聞く自転車ルールの素朴な疑問や、各種ハウツーコラムなど、スポーツ用自転車を楽しむのに役立つ各種情報を日々更新しています。