厳選ケミカル&メンテナンスアイテムブランド紹介〜ボッシュ
目次
いよいよ春。本格的なスポーツバイクシーズンの到来だ。ガンガン走るようになると愛車のメンテンナンスも大切になるが、洗浄が重要となる。特にオフロードを楽しむなら汚れが付きやすいので速やかにきれいにしたい。そんなときに便利なアイテムとして、BOSCH(ボッシュ)のコードレス洗浄機「FONTUS(フォンタス)」を紹介しよう。
出先でバイクがドロドロ……でも心配無用!
近年、新たにオフロード走行をする自転車乗りが増え始めている。多くの人は車にバイクを積んでコースへ出かけ、ライドを楽しむスタイルを取るだろう。だが、そこで問題になるのが汚れだ。結構走った後は泥などで汚れるが、その状態で車に積み込むと、当然車内は汚れてしまう。車外キャリヤに積むにしても、汚れが飛散すると車がヒサンなことに。
現場で洗車できればいいのだが、大抵は水も電源も確保できない。そこでこの洗浄機が活躍するわけだ。今回はMTBでその性能を試そう。
ということで、ボッシュにちなんでボッシュの電動ユニットを搭載したeMTBに乗り、常設コースでがっつり楽しんでみた。冬季で路面コンディションは良好だったものの、やっぱり結構泥汚れが付いてしまった。早速フォンタスを使ってみる。
最も感銘を受けたのは、その“ちょうどよい強さの水圧”だ。バーッと掛けるだけで、特にブラシでこすることもなくほとんどの泥汚れが落ちてしまった。何だかんだ春先までは手が冷たいので、これだけでササッと汚れが落とせるのはかなり助かる。それでいて汚れを落とすには十分強力ながら、パーツの細部まで入っていくような嫌な水圧の強さではないので、安心して噴射できるのだ。
もちろん、自宅での洗車にも活用できる。今春には新オプション部品も登場するということで、ますますその使い勝手は良くなるだろう。
価格は6万円台だが、十分にその価値はある。ぜひ手に入れたい。
電源・水源不要のコードレス洗浄機「フォンタス」
プロメカニックからも高い評価を得るコードレス洗浄機。バッテリー駆動で水タンクを内蔵する。ホース&スプレーガン等を全て収納でき、キャスター付きで持ち運びも楽なので、どこでも効率的な洗浄を可能にする。
point 1:MTB・シクロクロスとの相性抜群
フォンタスが最も活躍するのは、オフロード走行を楽しんだ後の出先での場面だ。電源も水源もないところで洗浄機洗車ができるので、車に積む前にバイクを効率良くきれいにできる。
point 2:バッテリー交換&水持参で長時間使用も可能
バッテリーを電源としタンクの水を使うタイプなので作動時間には限りがあるが、予備バッテリーとポリタンクなどに水をためたものをいくつか持参しておけば、長時間の使用も可能だ。複数台のバイクの洗車も、この方法で十分に可能となる
point 3:ポータブルでも強力な噴射力
ポータブルタイプだから噴射力はあまり強くないのではないかと思うかもしれないが、水圧強モードにすると高圧洗浄機顔負けの力だ。例えばブロックタイヤの泥もこれだけでだいぶ落ちる。
洗剤と一緒に噴射可能になる「アタッチメントノズル」が今春発売予定!
フォンタス専用のスプレーガンに取り付け、洗剤と水を一緒に噴射できる新オプションパーツが登場する。これを使えば、あらかじめバケツの水に洗剤を入れてスポンジで泡立てて……なんて作業が不要に! 期待大だ。
※本体とは別売り