星野リゾート BEB5土浦 話題の自転車宿に泊まってきた
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3月19日にソフトオープンをした自転車宿「星野リゾート BEB5土浦」。全国に高級ホテルを展開する星野リゾートが手がけた初のサイクリストを積極的に意識したホテルだ。JR土浦駅に直結した立地で、霞ヶ浦や筑波山へのサイクリングの拠点として活用できる。(取材は3月中旬に行いました)
優れているのは立地だけではない。ホテル全体の機能が、どれも非常にサイクリストファーストな作りになっているのだ。それはどのような内容なのか。
駅改札がある3階と同じフロアにあるレセプションでチェックイン。輪行状態で入ってこられるのはもちろん、組み立てた状態でもそのままチェックインできるように、チェックインカウンターの横にはサイクルラックが備え付けられている。ロビーでバイクラックに愛車を停めてからチェックインができ、もうここからスペシャルな旅が味わえる。
愛車とともに部屋に
部屋のタイプはいくつかあるが、その一つに「サイクルルーム」がある。その名の通り、室内まで愛車を持ち込むことが可能で、室内には2台分の壁掛けサイクルラックが備わる。部屋までの導線も考えられていて、チェックインカウンターがあるフロアと、同じフロアにある。廊下も広いので、バイクと一緒に歩くのも苦にならない。全90室ある部屋のうち、サイクルルームは15室。これらすべてがツインルーム。
オプションで、サイクルジャージ風ルームウエアレンタルや、愛車との添い寝が実現できるシーツの貸し出しが行われている。
ロビーも非常に開放的な作り。テーブルやイスが多めに備え付けられており、シェアオフィスのような雰囲気をもつ。本棚には自転車関連の書籍が並び、気になった本をロビーで読むこともできる。ロビー内にあるカフェ&バーカウンターは24時間営業しており、コーヒーや軽食、クラフトビールを購入することができる。サイクリングの旅程について語らうもよし。
朝食は隣接のプレイアトレ土浦で
朝食はホテル内ではなく、隣接するプレイアトレ土浦内にあるカフェで。取材に訪れたのは平日の朝だったので、ビジネスマンが朝のコーヒーを買い求めるなかで、優雅に朝食をいただいた(やや罪悪感を感じながら……)。サイクリング前に活力をチャージ。
サイクルルーム宿泊プラン
面積: 26.4〜33.9平米、定員: 2 名
料金:1泊6000円 〜 2名1室 利用時1名あたり 、 食事なし 、税別
滞在着( 上下+帽子)1000円1泊、添い寝用寝具(1点)2500円/1泊
予約サイト:https://booking.hoshinoresort.com/plans/JA/0000000203/0000000006%20