Zwiftとスーパーリーグトライアスロンが、eスポーツ「SLT Arena Games」初開催!
世界的なオンライントレーニングとレースのプラットフォームであるZwift(ズイフト)とスーパーリーグがタッグを組み、2020年最初のメジャーレースを開催する。前例のない先駆的なコンセプトで、トライアスロンに新たな息吹を吹き込む。
「SLT Arena Games(SLTアリーナゲームズ)」は、現実世界のレースとバーチャルレースを融合させた史上初のスポーツイベント。世界最高峰のトライアスリートが集まり、Zwiftを活用しながら室内トライアスロンを行う。それを間近で観戦できる臨場感あふれる視聴体験とともに、各選手のパワー、スピード、心拍数といったZwiftならではのライブデータを確認できる。
史上初の「SLT Arena Games」は、オランダのロッテルダムで2020年8月23日に開催予定。スポーツ界を席巻するZwiftとスーパーリーグトライアスロンが提携し、世界中のスポーツファンにエキサイティングなレースをお届けする。
すでに出場が確定している選手には、Jonathan Brownlee (イギリス)、Richard Murray (ロシア)、Jonas Schomburg (ドイツ)、Cassandre Beaugrand (フランス)、Taylor Spivey (アメリカ)、Rachel Klamer (オランダ) など、オリンピックメダリストや世界的なスター選手が名を連ねている。
レースは全3種目構成で、水泳はオリンピックサイズのプールで行われる一方、自転車とランはプールサイドに設置された室内トレーニング用バイクとトレッドミルを用いてZwiftで行われる。
本レースはスーパーリーグの画期的な「トリプルミックス」形式を忠実に踏襲するもので、選手たちは毎回種目の順番が変わる予測不可能な短距離レースを3ラウンド戦い抜く。
イベント会場はソーシャル・ディスタンスの規定を守りつつ、競技を実施できるよう適切に設計・準備される。 初開催の場所に選ばれたのは、ヨーロッパ最大規模の貿易港を誇るロッテルダムに位置する近未来的な水泳競技場「Zwemcentrum」。
本イベントはeスポーツの祭典「Rotterdam Summer Games」の一環として開催される予定。
「SLT Arena Games」の模様は全世界に向け放送され、スーパーリーグトライアスロンのウェブサイトでも無料で視聴できる。
https://superleaguetriathlon.com/event/slt-arena-games-rotterdam/
スーパーリーグトライアスロンのCEO兼共同創設者であるMichael D’hulst氏のコメント:
「このイベントはスーパーリーグにとってはもちろんのこと、トライアスロンというスポーツにとっても非常にエキサイティングな試みです。ロックダウン (都市封鎖) を経て、ようやくレースを再開できるうえ、トライアスロンに初めてeスポーツを導入する画期的な出来事なのです。Zwiftとタッグを組むことができ、非常に嬉しく思います。
スーパーリーグとZwiftは、その革新性で高く評価されてきました。こうしてトライアスロンに新たな息吹を吹き込むとともに、両者のDNAに脈々と受け継がれているパイオニア精神にふさわしい画期的なコンセプトを実現できることに、大きな喜びを感じています。 8月にロッテルダムで開催されるこの大会は、今年最初のメジャーなプロトライアスロンイベントであるだけでなく、レースのまったく新しい在り方を提案します。新型コロナウイルス感染症が引き起こした大混乱を確実に乗り切り、冬季でもトライアスロンというスポーツを大いに楽しめる新たなコンセプトです。」
ZwiftのCEO兼共同創設者であるEric Min氏のコメント:
「当社のeスポーツ界での取り組みが奏功し、プレイして楽しいのみならず、今や観戦しても楽しいプロダクトを実現することができました。スーパーリーグトライアスロンも、トライアスロンというスポーツに対して当社と同様の姿勢で向き合っており、真の革新性を体現してきました。だからこそ、今回の試みは自然な流れであり、どのような結果が得られるのかとても楽しみにしています。
eスポーツ競技としてトライアスロンの全3種目が競われるのは今回が初めてで、ロッテルダムで開催され る史上初のイベントでは放送番組の制作に焦点を当てています。しかし、長期的な展望としては、世界最高峰のアスリートたちが競い合う姿を観戦しようとファンがアリーナを埋め尽くすようなイベントを構想しています。信じられないほどエキサイティングな体験になることでしょう!」