滋賀県守山市において2020年11月9日、地元の湖南広域消防署および消防団によるスポーツ自転車に乗って市民の方へ火災予防の啓発を行う「防火サイクル」が実施された。

全国で一斉に11月9日（月）～11月15日（日）の期間に行われる「秋の火災予防運動」。例年同署では、消火体験や消防車展示等の1000人超の集客があるイベントを開催していたが、今年は新型コロナウイルス感染拡大予防のため、密を避けた状態で火災予防の啓発ができるイベントとして企画した。

同イベントは市内に事業所がある旭化成株式会社が協力し、第45代旭化成グループキャンペーンモデルの橘遥菜さんが一日消防署長を務めた。

第45代旭化成グループキャンペーンモデルの橘遥菜さん（守山市）

橘遥菜さんと宮本市長（守山市）

守山市役所前で開会式が行われ、自転車に乗った10人の消防隊員らを含むおよそ40人が参加するなか、地元守山市の宮本市長の激励を受け、橘さんの「スタート」の呼び声で「火」「の」「用」「心」と各１文字ずつのビブスを着た消防隊員らが２班に分かれて出発。ゴールの琵琶湖サイクリストの聖地碑まで守山市内を巡回した。

湖南広域消防局北消防署の今井均署長は「今年は人が集まる場所での啓発活動はとりやめ、自分たちが出向いて、地域に密着した活動に取り組むことにしました。これから寒くなるので暖房器具などの取り扱いには十分気をつけてほしい」と話していた。

開会式の集合写真（守山市）

開会式（守山市）

開会式後出発（守山市）

啓発中の様子（守山市）

閉会式の様子（守山市）

ゴールでの集合写真（守山市）

防火サイクル２０２０
実施日：2020年11月9日（月）
実施場所：守山市内全域
主催：滋賀県湖南広域消防局　北消防署
協力：守山市、守山市消防団、旭化成株式会社