静音性とコスパの高さで群を抜く エクスプローバ・ノザS

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Presented by Nippon Computer Dynamics

寒い冬には外に出てトレーニングに行くのもなかなか億劫(おっくう)になりがち。インドアトレーニングなら、面倒な出かける準備なくすぐにトレーニングに打ち込める。この冬のインドアトレーニングの効率を上げるスマートトレーナーを紹介していこう。

ノザS

Xplova NOZA S
エクスプローバ・ノザS

価格/9万8000円(税抜)

Spec
設置サイズ:593.4×514.5×465.15mm
重量:17kg
最大再現勾配:18%
対応最大出力:2500W
対応エンド:クイックリリース130mm/135mm、スルーアクスル12×142mm /12×148mm
接続方式:ANT+、ANT+ FE-C、Bluetooth Smart

高機能ながら手頃な価格

エクスプローバは、台湾のacer(エイサー)が手がけるサイクリング関連機器ブランド。2018年に発売されたスマートトレーナー・ノザの後継機種として登場したのはノザSは、9万8000円という価格ながらサイクリストにうれしい多くの機能を備えている。今回は3つのポイントにフォーカスして紹介していこう。

①高い静粛性と低振動設計

ノザS

まずは、インドアトレーニングを行うにあたってもっとも気になる静粛性について。ノザSは、時速30kmでの騒音レベルが58dbという静音性を持つ。この騒音レベルは、図書館でも使えるほどという驚くべき静かさを誇る。本体の駆動音よりもギヤチェンジとチェーン駆動音の方が大きく聞こえるほどの静音設計だ。前作ノザと比較すると、電磁コイルとフライホイールの隙間を拡大したことによって、異音の発生リスクも抑えている。
また、地面に接地するラバーカバーを前作よりもさらに最適化したことにより、激しいスプリントトレーニングでの気になる振動も抑えてくれている。

ノザS

地面に設置する足部分のラバーカバーが振動吸収に寄与する

②実走に近い回転のスムーズさ

ノザS

回転のスムーズさもポイントだ。ノザSのフライホイールの重さは、旧作と比べると5.7kgから5.9kgへと重くなっている。回転運動をする際、力や速度のムラが発生しても重量物を取り付けておくことで回転を続けようとする慣性の力が働き、回転ムラを抑えることにつながる。フライホイールを重くすることによって慣性エネルギーを利用してよりスムーズな回転を可能としているのだ。また、フライホイールと同時にベルトも刷新され、低騒音に寄与する。フライホイールには、放熱用の通気口カバーがつけられ、安全にも配慮が施されている。

③あらゆるバーチャルトレーニングへの対応

ノザS

ノザSは、ズイフトだけでなくルービーなどさまざまなオンライントレーニングアプリに対応する。さらに、スマートフォンにエクスプローバワークアウトアプリを入れておけば、本体のファームウェアを簡単にアップグレードできるほか、エクスプローバのトレーニングプランも実行できる。
最大出力は2500Wと非常に高く、強度の高いスプリントトレーニングなどにも十分に対応可能だ。また、最大で18%の勾配を再現でき、バーチャルライド上での激坂の負荷も体感できる。
パワーメーターも本体に内蔵されており、ワークアウトの指標として活用することも可能だ。パワー測定の誤差は±2.5%と高い精度を持つ。

ノザS

フロントレッグの前後位置を調整できるため、ロードバイクだけでなく24/26インチのMTBにも使用可能

サイクリストにとって必要な機能を低コストで備えたスマートトレーナーでこの冬のトレーニングをより効率的に実施してみてはいかがだろうか。

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