初心者必見!【パンク修理に役立つ】タイヤのはめ方を動画で解説! ロードタイヤはこうはめろ! クリンチャー編
目次
スポーツバイク初心者にとって、大きな不安要素であるパンク。走った先でパンクして自宅に帰れなくなったらどうしよう、という不安も自分で修理する技術を身につければ払しょくできる。
ロード用タイヤには大きく3つの構造があるチューブレス、クリンチャー、チューブラーだ。構造が違うからにはもちろんホイールへの装着方法も、それぞれ異なる。そこで、構造ごとに装着方法を紹介。しかも文字での説明だけではなく、動画でも手順を解説する! クリンチャー編
扱いやすさが魅力のクリンチャータイヤ
クリンチャータイヤは、現在のスポーツバイクシーンにおいてもっとも普及しているタイプだ。タイヤの中にチューブを入れて使用する構造になっている。
パンクした場合はチューブのみの交換で、再び走り出すことが可能。その扱いやすさゆえに多くの完成車に採用されている。クリンチャータイヤしか使ったことがないという人も多いだろう。
価格の安いモデルから、レース用の高価なモデルまで種類が多いのも魅力だ。
ではさっそく、装着方法を解説していく。
1 美しい仕上がりのためには最初が肝心
まずは、上から下に体重を利用してホイールに片側だけタイヤのビードをはめていく。注意したいのはホイールとタイヤの位置関係。ホイールのバルブ穴が、タイヤのロゴのセンターに来るようにセットしてはめていく。この方が仕上がったときに美しい。
位置を確認したら、タイヤ片側のビードをリムにはめていく。
2 チューブの下準備
新品のチューブは、折りたたまれてぺたんこになっている。そのままタイヤの中に入れてしまうと、途中でねじれてパンクする原因になってしまう。
そのため、少しだけ(空気入れで2~3プッシュ程度)空気をいれてチューブが輪になるようにしてから、タイヤに入れていく。ここで空気を入れすぎると、タイヤに入れにくくなってしまう。
3 タイヤにチューブを入れる
チューブを入れていくが、このときバルブが左や右に曲がって入らないように注意する。また、ねじれてしまったりチューブと一緒にゴミが入ってしまわないように気をつけること。パンクの原因になってしまう。ホイールのバルブ穴にチューブを入れてから、左右同時にタイヤの中へチューブを入れていく。
4 タイヤのもう片方のビードをはめる
チューブがタイヤの中に収まったら、もう片方のビードをホイールにはめていく。バルブを頂点として左右均等に力を入れていく。
5 最終チェック
ビードとリムの間に、チューブがかみ込んでいないかを確認する。大丈夫であれば、ポンプで少し空気を入れる。ここでタイヤが明らかにゆがんで膨らんでいないか、一部だけ膨らんでいたりしないかを確認する。
ゆがんでいた場合は、そこでチューブがかんでしまっている可能性があるので、いったん空気を抜いて確認する。
6 完成
パッケージに書いてある表記を目安に、自分の体重に合った空気圧まで空気を入れて完成。
今回使用したアイテム
タイヤ:ハッチンソン・フュージョン3
価格/6930円(サイズ/700×23C、重量/185g)
チューブ:ハッチンソン・インナーチューブ(スタンダード、バルブ長48mm) 価格/630円
タイヤレバー:ハッチンソン・スティックエア 価格/1470円(1本)
チューブレス編はこちら!:
知っているようで、知らない……タイヤのはめ方を動画で解説! ロードタイヤはこうはめろ!チューブレス編