ワールドツアーチームバイク大図鑑2021 ウィリエール トリエスティーナ
目次
アスタナ・プルミエテックが使用するチームバイク
ロードバイクが技術力勝負の時代となり、北米系ビッグメーカーが幅を利かせている現在。欧州メーカーで気を吐いているのがイタリアの名門、ウィリエール トリエスティーナである。2020年に軽量化と空力性能に磨きをかけたエアロロードのフィランテSLRを発表。2019年にデビューした超軽量ディスクロード、ゼロSLRとともに強力な2トップ体制を敷く。2021年、その勢いを証明するかのように、ウィリエールはアスタナ・プルミエテックに、2台のトップモデルを供給する。チームカラーに加え、アレクセイ・ルツェンコが駆るカザフスタンチャンピオンカラー、ルイスレオン・サンチェスが駆るスペインチャンピオンカラーも用意。このスペシャルカラーはイタリア本国でペイントされるという。コンポーネントはシマノ・デュラエースで、ホイールはコリマである。
トタル ディレクトエネルジーにもバイク供給
ウィリエールはアスタナ・プルミエテックのほか、プロチームのトタル ディレクトエネルジーにもバイクを供給する。昨年はエアロロードのチェント10プロをメインに使用していた同チームだけに、今年はフィランテSLRが主力になるだろう。
データ
価格:59〜74万円(フィランテSLR・フレームセット、税抜)、59〜74万円(ゼロSLR・フレームセット、税抜)
フレーム:ウィリエール トリエスティーナ
メインコンポーネント:シマノ
ハンドル:ウィリエール トリエスティーナ
サドル:プロロゴ
ペダル:ルック
ホイール:コリマ
タイヤ:ヴィットリア
フィランテSLRをインプレッション!
レーシングバイクであるフィランテSLRの細部を解説。