ワールドツアーチームバイク大図鑑2021 リドレー
目次
ロット・スーダルが使用するチームバイク
2005年からロードレースチームへの機材供給を続けているリドレー。ロットとのタッグは今年で14年目となり、ロット=リドレーというイメージが定着して久しい。2021シーズンもロット・スーダルは最新鋭エアロロードのノアファスト ディスクをメインバイクとして使う。フランダース・バイクバレー内にある自社の風洞実験施設で空力を磨き上げた最新エアロロードで、専用ハンドルによるケーブル内蔵、カムテール形状のチューブなどはもはや当たり前。整流効果のある溝「F-サーフェスプラス」をフォーク、ヘッドチューブ、ダウンチューブ、シートポスト、コラムスペーサーに採用するなど、エアロロードの先駆者らしい独自性に満ちた一台である。山岳では軽量なヘリウムSLXが活躍するはずだ。コンポーネントはカンパニョーロ・スーパーレコードEPS。ホイールもカンパニョーロだが、他チームのようにボーラWTOシリーズではなく、チューブラーの設定があるボーラワンを使う。
データ
価格:45万円(ノアファストディスク/フレームセット、税抜)、34万円(ヘリウムSLX/フレームセット、税抜)
フレーム:リドレー
メインコンポーネント:カンパニョーロ
ハンドル:デダエレメンティ
サドル:セライタリア
ペダル:ルック
ホイール:カンパニョーロ
タイヤ:ヴィットリア
ヘリウムSLXディスクをインプレッション!
軽量オールラウンダーのヘリウムSLXディスクの細部を解説。