長野県・乗鞍エコーライン×岐阜県・乗鞍スカイラインの一気貫通ルート 愛称が「乗鞍ライチョウルート」に決定!

乗鞍ライチョウルート

乗鞍岳へのあこがれの天空ルートが両側から開通

日本中のヒルクライマーがその頂上を目指して集まる「乗鞍ヒルクライム(2021年は中止決定)」でお馴染みの乗鞍岳は、長野県松本市と岐阜県高山市の両側から、マイカー規制が敷かれたなかでサイクリングを楽しむことのできる、絶景の山岳コースだ。この県境のピークである「乗鞍畳平」にて、8月1日「松本市・高山市姉妹都市提携50周年記念式典」が開催された。同式典のなかでは、土砂災害から復旧し7月に開通した高山側の「乗鞍スカイライン」と、松本側の「乗鞍エコーライン」の両道路を併せた一気通貫の観光ルート愛称である「乗鞍ライチョウルート」が新たに発表された。今後はこの愛称をきっかけとして、関係機関・地域関係者により構成されたプロジェクトチームが主体となって、乗鞍岳エリアの県境を越えたプロモーションやアクティビティなどが企画される予定だ。これまで以上に文化や観光面等を繋ぐこの大きな架け橋によって、乗鞍岳はいっそう多くのサイクリストに愛されることとなるだろう。

臥雲義尚・松本市長と國島芳明・高山市長がそれぞれ共同宣言に署名。明治時代両市は「筑摩県」として同一の自治体であり、1971年に姉妹都市提携盟約書を交わしている

環境省中部山岳国立観光管理事務所

「乗鞍ライチョウルート」を繋ぐまとめ役となったのが、環境省中部山岳国立公園管理事務所。中部山岳国立公園は国内でも有数の山岳を抱く一帯だ

臥雲市長とeバイク

式典ではeバイクの乗車体験も行われ、臥雲市長も試乗体験を行った。今後eバイクレンタルサービスもますます充実していく予定

畳平

この日も日本中から多くのサイクリストが畳平を目指し、乗鞍エコーラインと乗鞍スカイライン両側からヒルクライムに挑んでいた

乗鞍ライチョウルート
乗鞍ライチョウルート