【バーン】注目のグラベルバイク&アイテムピックアップ
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走れるフィールドが広いのがグラベルロードバイクの特徴。「グラベル」とは英語で砂利という意味で、グラベルロードバイクは未舗装路を走るロードバイクということになるが、オフロードで乗らなくても楽しめて、ロードバイクで引き返していたような河川敷のダートの先や、今まで行けなかったフィールドに行けるようになる。そんなグラベルロードバイクでのライドに合うバーンのヘルメット「FL-1 リブレ」をピックアップしよう。
FL-1 LIBRE
価格/1万2100円
SPEC.
サイズ/S、M、L
カラー/マットブラック、グロスホワイト、マットミューテッドティール、 サテンターコイズ、 サテンホットピンク
重量/265g(サイズM)
ロードからBMXまで幅広く対応できる良作
バーンは、2004年にボストン郊外で誕生したアメリカのヘルメットブランドだ。安全性はもちろん、デザインやフィッティングにも妥協はなく、近年では日本人の頭に合うアジアンフィットを一部製品で採用。BMXやスケートボード、ウィンタースポーツ用も展開しており、トップアスリートを積極的にサポートしている。
ここに紹介するFL-1リブレは、サイクリング用に設計されたFL-1シリーズのエントリーモデルだ。調整システムを上位モデルよりもシンプルなものにするなどコストダウンを図ってはいるが、基本設計はそのまま踏襲。通気性と軽量化を両立するインモールドテクノロジーや、頭部の大部分をカバーするシンクフィットデザインなど、安全性や快適性など根幹に関わる部分はエントリーモデルと言えど妥協は一切ない。
グラベルを含むさまざまなシーンで活躍できるヘルメット。価格にぜひ注目を。
IMPRESSION:かぶりの深さに安心感。アジャスト範囲が広くコスパの高さにも感心
このFL-1リブレ、欧米人向けのUSフィットのみなので少々身構えていたが、実際にかぶってみて驚いた。頭部に触れるクッションが厚いこともあり、少なくとも私の頭ではUSフィットによるネガを一切感じない。しかも、明らかにかぶりが深いのだ。これはバーン独自のシンクフィットという設計によるもので、頭部をできるだけ広く覆うことで安全性を高めるのが狙いだ。そして、上位モデルよりも簡素化されたクランクフィットという調整システムも、基本的には他ブランドの機構とほぼ同じであり、ダイヤルを回して締め込んでいくとさらにフィット感が高まる仕組みだ。公称265gはこの価格帯としては十分に軽量で、実際にも首への負担は少ない。これで1万円台前半は驚きでしかない。
大屋雄一
モータースポーツにも造詣が深いフリーライター。MTBやグラベルライドもたしなみ、次回SDA王滝のグラベル部門出走も計画している。
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