愛知県で自転車ヘルメットの着用が努力義務化
2021年10月1日から、愛知県では、自転車乗車用ヘルメットの着用が努力義務となった。これは、県の「自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」11条によるものだ。道路交通法63条の11で定められている、保護者が児童、幼児にヘルメットを着用させる努力義務とは異なり、大人を含めた自転車に乗る全ての人が対象となる。
条文が定められたのは、自転車に関連する交通死亡事故の約7割が主に頭部の損傷を原因とし、その保護にヘルメットが有効であることが理由だ。
なお、同条例13条により、ヘルメット着用の努力義務化と同じ2021年10月1日から、自転車損害賠償責任保険等への加入が義務付けられている。