スポーツ用自転車の正しい乗り方知っていますか? 街中の安全な走り方も紹介
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自転車の「乗り方」「走り方」って知っていますか? 普通に乗れてる・走れてるつもりでも、意外と身に付いていない技術がいろいろあります。自転車協会が運営するスペシャルサイト「ENJOY SPORT BICYCLE」の連載コラムでは、スポーツ用自転車に乗るさまざまなコツを解説しています。
サドルに「座らない」って?
シリーズコラム「スポーツ用自転車の乗り方、走り方」は、スポーツサイクリング歴25年のベテランサイクリストが、さまざまな乗り方・走り方を解説しています。一般的なハウツーものと違った目線になっており、新たな気付きになるのではないでしょうか。
記事は「サドルの座り方」から始まります。スポーツ用自転車に乗ると、ほとんどの人が最初に悩むポイントが「お尻が痛い!」ではないでしょうか。「パッド付きのレーパンを穿けば良い」「サドルの形がお尻に合ってないかも」といった話が一般的ですが、ここでの回答は「そもそもサドルは座るものではない」というもの。サドルは座るけど座るものではない、という哲学的な問いかけに、スポーツ用自転車の乗り方の本質がある、という話です。
続いてのテーマは「ハンドルの持ち方・握り方」です。これはドロップハンドル(のブラケット)を持つ際に、初心者が陥りがちなミスについて触れています。そして「前傾姿勢の基本」では、スポーツ用自転車ならではの前傾姿勢を作る際に、知っておきたいポイントを解説します。正しい前傾姿勢を作れないと、深刻な腰痛のリスクが高まることも、知っておきたいところです。
道交法を守るメリットとは?
ここまでが自転車の乗り方。続く走り方の解説は、主に「公道を安全にこなすためのポイント」を扱っています。まず知っておきたいのが道路交通法。「道交法の目的と、守るべき理由」では、特に自転車が気を付けたいルールと、ルールを守るメリットについて解説しています。
また、自転車のルールの基本中の基本である「左側通行」についても解説しています。道路の左端に沿って走るなかでも、同じ道路を走るクルマとの関係性や道路状況を見つつ走る位置を考えることで、より安全に車道を走れるのです。
クルマとの関係性では、アイコンタクトも重要です。「アイコンタクトと後方確認について」という記事では、クルマとのコミュニケーションの重要性や、確実なアイコンタクトのやり方、そして公道を走る際にぜひ身に付けておきたい後方確認の技術ポイントを解説しています。
このほかにも「路駐車両の回避方法」「死角のさばき方」「すり抜けについて」など、道路を走る上で知っておきたいヒントがちりばめられています。道路を走るのがイマイチ苦手という人は一度読むと、走る際に見える景色が変わってくるのではないでしょうか。
自転車協会スペシャルサイト ENJOY SPORTS BICYCLE